シネマトゥデイ

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ファヴロー監督の意地を見るシーンあり

  • ライオン・キング
    ★★★★

     オリジナルのアニメ版、今回の実写のようなCGI版、どちらにもそれぞれ別の得意技があり、同じではない持ち味が楽しいことは大前提として、そのうえで、本作のオリジナルを忠実に踏まえつつセリフの細部や動物たちの配置までアレンジするという、演出の細やかさに感動。大きな脚色もあり、中でもシンバの生存が呪術師ラフィキに伝わる映像には、ジョン・ファヴロー監督の意地を見る思い。
     さらに、音響技術の進歩とファレル・ウィリアムスのプロデュースのせいなのか、歌唱曲の音色の軽やかさ伸びやかさが魅惑的。特に「ライオンは寝ている」の音色の浮遊感は超絶的で、もっと長く聞いていたくなる。

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平沢 薫

平沢 薫

略歴: 映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」等で執筆。著作に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況: TVシリーズ版「ウォッチメン」、最初は情報を小出しにしてなかなか全体像を見せない作劇だったが、第3話でやっとこの世界の全体像がかなり見えてきて、オリジナルコミックとの関連性も明確になってきた。これからが楽しみ。

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