シネマトゥデイ

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アーメッドとギレンホールの物語が味わい深い

  • ゴールデン・リバー
    ★★★★★

     原作はタイトルも「シスターズ・ブラザーズ」="シスターズ兄弟"というトボケたテイストで無法者たちが組織に追われることになって右往左往する話で、そのまま映画化すれば兄弟愛風味のクライム・コメディになりそうなところを、まったく別の雰囲気の映画になったのは、監督が「ディーパンの戦い」「君と歩く世界」のジャック・オーディアールだから。監督の意図により、兄弟のドラマと並行して、砂金を手に入れてある夢を実現しようとする男と、その夢に反応してしまう無法者のドラマが描かれる。この2人を演じるのがリズ・アーメッドとジェイク・ギレンホール。ゴールドラッシュ時代には生きにくそうな2人の男の物語が味わい深い。

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平沢 薫

平沢 薫

略歴: 映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」等で執筆。著作に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況: TVシリーズ版「ウォッチメン」、最初は情報を小出しにしてなかなか全体像を見せない作劇だったが、第3話でやっとこの世界の全体像がかなり見えてきて、オリジナルコミックとの関連性も明確になってきた。これからが楽しみ。

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