その力を使うとき、ジーンの顔が誇りと喜びに輝く

2019年6月12日 平沢 薫 X-MEN:ダーク・フェニックス ★★★★★ ★★★★★

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X-MEN:ダーク・フェニックス

 まだ少女の面影を残すジーン・グレイが、自分で制御できないほどの強大なパワーを手に入れてしまい、片手をかざすだけでプロフェッサーXやマグニートーをも超える力を発揮するようになる。彼女はその力に怯えもするが、しかしその力を使うとき、その顔は誇りと喜びに輝き、身体の内部から光が溢れ出す。この光景が美しい。
 監督は"ダーク・フェニックス・サーガ"を描いた06年の「X-MEN:ファイナル ディシジョン」に脚本で参加して以来、この物語を自分の手で描くことを熱望し、本作で実現したサイモン・キンバーグ。コミックや06年の映画とは違う、彼が描きたかったダーク・フェニックスとは何か。その答がここにある。

平沢 薫

平沢 薫

略歴:映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「SCREEN ONLINE」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」「Movie Walker」等で執筆。他に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況:「ザ・ループ TALES FROM THE LOOP」@Amazon Prime の世界が静かで寒くて切ない。クリエイター・コンビの一人は、ディストピア画集「エレクトリック・ステイト」のシモン・ストーレンハーグ。もう一人は「レギオン」「アウトキャスト」の脚本家ナサニエル・ハルパーン。この2人にピンとくるなら必見。

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