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頭脳明晰かつ勝負師。モリーの人物像がカッコイイ

  • モリーズ・ゲーム
    ★★★★★

     主人公モリーの人物像に魅了される。頭脳明晰で勝負師。合法/非合法は意識するが、善/悪とは無縁。何度も大きな障害が立塞がるが、泣き言は言わない。それでいて実は幼少時に心的外傷を負っている。そんな人物だ。
     監督・脚本はアーロン・ソーキン。「ソーシャル・ネットワーク」「マネーボール」「スティーブ・ジョブズ」の脚本で、実在の人物から独自の"劇的な物語"を抽出してきた彼が、監督にも初挑戦しその技を発揮する。
     そして、ポーカーをまったく知らなくても、ゲームで何が起きているのか何となく分かるのも、脚本の力。ポーカー好きとギャンブル好きの違いも描かれて、主人公がポーカーを好んだ理由も分かる気がしてくる。

⇒映画短評の見方

平沢 薫

平沢 薫

略歴: 映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」等で執筆。著作に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況: 高校生たちの生徒会長選挙運動を描くブラック・コメディ「ザ・ポリティシャン」@Netflixを見始めたら、毒がキョーレツ。タイトルからして今のアメリカの政治家ネタで、それを描くならここまでドギツくないとリアルじゃないってことなのだなぁとは思いつつ、笑いもコワバるw

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