人生で最も大切なものを、子供は理屈ではなく知っている

2014年1月28日 今 祥枝 メイジーの瞳 ★★★★★ ★★★★★

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メイジーの瞳

離婚した両親の身勝手さに翻弄される6歳のメイジーが、結局は他人との間に絆を見出していく現実は悲しくもある。が、家族のあり方や愛の形にルールは無用であることを強く実感させるものでもある。

メイジーが心を通わせる母親の再婚相手役、アレクサンダー・スカルスガルドの透明感のある優しいまなざしと、メイジー役オナタアプリールの澄んだ瞳の親和性が素晴らしい! それゆえ、2人の絆が切なく胸にしみるし説得力もある。

人生で最も大切なものを、最初から理解していたのはメイジーだけだったのではないか。純粋に愛を求める彼女の姿は、いつのまにかややこしくなってしまった人生を今一度シンプルなもにしてくれるかもしれない。

今 祥枝

今 祥枝

略歴:いまさちえ/映画、海外ドラマライター。『BAILAバイラ』『eclatエクラ』『日経エンタテインメント!』『日本経済新聞 電子版』ほかに連載・執筆中。ほかにプレス、劇場パンフ、各局のHPなどに寄稿。時々、映像のお仕事。著書に『海外ドラマ10年史』(日経BP社)。海外ミュージカルファン。

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