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レミニセンティア (2015):映画短評

レミニセンティア (2015)

2016年11月12日公開 89分

レミニセンティア
(C) INOUE VISUAL DESIGN
中山 治美

なんと! 日本人監督によるロシア映画

中山 治美 評価: ★★★★★ ★★★★★

キンとした冷たい空気や、ロシア人キャストの”顔圧”がそうさせるのか。
A・ソクーロフ組の元スタッフ・井上雅貴監督による日本製作の作品、まごうことなきロシア映画。
また題材が、同地で撮ったことで成功している。
人の記憶を消せる能力を持つ作家が主人公。
だが、肝心な愛娘との思い出を喪失して惑う。
現実、小説、記憶という3次元が交錯する異色のSF映画だ。
日本だとどこか嘘臭くなりがちだが、異国情緒は偉大で、観客をすんなりとミステリアスな世界へと誘う。
しかもコレ、自主映画。
凝った映像に頼らずとも、
アイデアと脚本の力で面白い映画は出来るのだということを実証している。

この短評にはネタバレを含んでいます
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