アニメ「日本沈没2020」大貫妙子＆坂本龍一が主題歌提供！
アニメ「映像研には手を出すな！」『MIND GAME マインド・ゲーム』などの湯浅政明監督が手掛けた、Netflixオリジナルアニメシリーズ「日本沈没2020」の主題歌に、作詞・大貫妙子と作曲・坂本龍一による楽曲「a life」（エー・ライフ）が決定。湯浅監督による歌詞入りの特別版オープニング映像も公開された。
「日本沈没2020」は、SF作家・小松左京の代表作をベースに、中学3年生の主人公・歩をはじめとする、東京に住む普通の一家・武藤家が、未曽有の大災害のなか、過酷な現実に直面しながら前に進む姿を描くアニメシリーズ。主題歌の「a life」は、大貫と坂本が2010年に共同制作したアルバム「UTAU」で発表した楽曲で、ささやかな日常を生きていく思いが、繊細で力強いピアノのメロディーと柔らかな歌声でつづられる。
主題歌の決定に合わせて、大貫は「誰かのせいにしたりせず現実と向き合い、姿勢を正し自分の軸をきちんとつくることがこれからの時代を生きていく自分の助けになると思います。歌うということは変わらないけれど、あらたな価値観で力強く生きていこうとするひとのために歌っていきたい」とあらためて思いを告白。坂本は「あたりまえの日常がどんなに大切か、ぼくたちは知っている」とコメントを寄せている。
オープニング映像は、本編とはひと味違った水彩画のような淡いタッチで、武藤家のある日の風景が描かれている。「a life」について「透明感、日常感がありながらも、地に足がついた素敵な曲でした」という湯浅監督は「殺伐とした天変地異後の暗い本編とは対照的な、明るい爽やかな朝のルーチンを毎回見る事で、失ったものの尊さを感じてもらえると良いと思いました」と演出意図を明かしている。（編集部・入倉功一）
Netflixオリジナルアニメシリーズ「日本沈没2020」は7月9日（木）全世界独占配信
