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女性監督ノミネートなしも…ナタリー・ポートマン、ケープに名前を刺繍して称える

第92回アカデミー賞

刺繍入りのケープを羽織ったナタリー・ポートマン
刺繍入りのケープを羽織ったナタリー・ポートマン - Jeff Kravitz / FilmMagic / Getty Images

 女優のナタリー・ポートマンが現地時間9日、米ドルビー・シアターで行われた第92回アカデミー賞授賞式に出席。授賞式前のレッドカーペットで羽織っていたケープが、話題を呼んでいる。

超ゴージャス!授賞式でのナタリー・ポートマン【画像】

 ナタリーはこの日、ゴールドとブラックを基調としたディオールのドレスで会場に登場。黒のケープを羽織りオシャレに決めた彼女だが、このケープにはある加工が施されていた。Deadlineによると、ケープには今年アカデミー賞監督賞にノミネートされなかった女性監督の名前が刺繍されており、ルル・ワン監督(『フェアウェル』)、グレタ・ガーウィグ監督(『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』)、ローリーン・スカファリア監督(『ハスラーズ』)など計8名の名前が並んでいたという。

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 『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノが受賞した本年度の監督賞には、マーティン・スコセッシクエンティン・タランティーノトッド・フィリップスサム・メンデスがノミネートされており、女性監督はゼロという結果に。LA Times のジャーナリストは、会場でナタリーを直撃した時の動画を自身のTwitterに投稿しており、ナタリーは「今年、素晴らしい活躍を認められなかった女性監督を、私なりの方法で称えたかったの」と刺繍の意図を語っている。

 脚色賞のプレゼンターも務めたナタリーは、刺繍入りのケープを羽織らず、俳優ティモシー・シャラメと共にステージに登場。同賞を受賞したタイカ・ワイティティ(『ジョジョ・ラビット』 )の名前を読み上げた。ちなみにナタリーとタイカは、マーベル・スタジオ製作の映画『ソー:ラブ・アンド・サンダー(原題) / Thor: Love and Thunder』(2021年11月5日全米公開)でタッグを組むことになっている。(編集部・倉本拓弥)

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