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小林直己は「目で語れる俳優」ハリウッド女優が絶賛

第32回東京国際映画祭

記者会見に出席した小林直己(左)とアリシア・ヴィキャンデル(右)
記者会見に出席した小林直己(左)とアリシア・ヴィキャンデル(右)

 第32回東京国際映画祭の特別招待作品として出品されているNetflixオリジナル映画『アースクエイクバード』の記者会見が29日、六本木アカデミーヒルズで開催され、主演のアリシア・ヴィキャンデル小林直己(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、ウォッシュ・ウェストモアランド監督が出席。本作でハリウッドデビューを果たした小林が、「日本語も英語も使いながら、これからも二人を追いかけて挑戦していきたい」と海外進出にさらなる意欲を見せると、アリシアが「目で語れる俳優」と役者としての小林を絶賛した。

美しい…ハリウッド女優のアリシア・ヴィキャンデル【画像】

 本作はイギリス人作家スザンナ・ジョーンズの小説を原作にしたサスペンス。日本に住む外国人女性のルーシー(アリシア)とリリー(ライリー・キーオ)、ミステリアスな日本人カメラマンの禎司(小林)との三角関係を描く。

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 カメラマン役に挑んだ小林は、「僕がダンスと向き合ってきたように、カメラと向き合う時間が必要だと思った。撮影が始まる5か月前から、禎司と同じ1980年代モデルのカメラを買って、街を撮り始めた」と準備に励んだそうで、アリシアは「彼に会って驚いたのは、どれだけ準備をしてきたのか、役を掘り下げてきたのかということ」と小林の努力に感心しきり。「彼はストーリーを目で語ることができる。これは俳優として大事なこと」と絶賛すると、小林は「光栄です」とうれしそうな笑顔を浮かべた。

 また、製作総指揮のリドリー・スコットから「君には映画にとって必要な存在感がある。続けたほうがいい」という言葉をもらったという小林は、「監督もアリシアもまたぜひ仕事をしようという言葉をくれた」と笑顔。小林は、劇中で英語での演技にも挑戦しており、アリシアも「私がもともと使っていたのは、スウェーデン語。そこから、英語で話す映画に転換したという経験がある。ここ数年、世界がどんどん小さくなっている。いろいろな文化が混ざり合う、新しい芸術が生まれる環境がある」と世界を視野にものづくりをする喜びを語っていた。(取材・文:成田おり枝)

Netflixオリジナル映画『アースクエイクバード』は11月15日よりNetflixにて独占配信

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