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人はいつか死ぬ…「死役所」松岡昌宏の死生観

役のオファーが「なぜ自分に?」と謎だったという松岡昌宏
役のオファーが「なぜ自分に?」と謎だったという松岡昌宏 - (C) 「死役所」製作委員会

 TOKIO松岡昌宏が主演する新連続ドラマ「死役所」(テレビ東京系、毎週水曜深夜0時12分~)の放送が、いよいよ本日16日深夜にスタートする。放送を前に松岡と原作者のあずみきしが対談を行い、松岡の死生観や作品に対する思いも明かされた。

【写真】ボブヘアの松本まりかも出演!「死役所」

 累計300万部(電子書籍含む)を超えるあずみの大人気同名漫画を、松岡の主演で実写ドラマ化する本作。あの世の役所「シ役所」を舞台に、自殺、他殺、病死、事故死などさまざまな理由で亡くなった者たちの行き先を決める手続きをしていく。死者との対話を描く異色の人間ドラマで、松岡はシ役所の総合案内係・シ村を演じる。

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 あずみのもとには、これまでドラマ化のオファーはたくさんあったという。「要となるシ村役のキャストの方のお名前を聞いて、『ちょっと違うなぁ』と思うこともあったんですけど、今回は『主演は松岡さんで』とおうかがいして、『行けるな』と思いました」。この言葉に喜んだ松岡だったが「俺は、原作を読んで、『なぜ俺にシ村がきたんだろう?』って謎でしたけどね(笑)」と笑顔でぶっちゃけ。単純に見たいと思ったというあずみに対して「良かった。そう言って頂けるのは、役者冥利に尽きるので」と安堵した松岡だった。

 そして、「死の世界って、遠い世界のことのように思う方も多いかもしれませんが、現実的なものだと思うんです。僕は、子供の頃から人はいつか死ぬものだということを念頭に置いて生きてきて、“今日死んでもいいように”ってことを考えて生きてきましたからね」と明かす松岡。死の世界をリアリティーがあるものとして表現したいと熱を込めた。

 松岡のほかには、黒島結菜が急性アルコール中毒で亡くなった女子大生・三樹ミチル役、清原翔がシ役所の生活事故死課の職員・ハヤシ役、余貴美子が死産課の職員・シン宮役、松本まりかが自殺課の職員・ニシ川役、でんでんが他殺課の職員・イシ間で出演する。(清水一)

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