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かっこいい!『キングダム』バジオウを演じているのは誰?

筋肉ムッキムキ!
筋肉ムッキムキ! - (C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

 公開から24日間で観客動員数300万人、興行収入40億円を突破する大ヒットを記録中の映画『キングダム』。原作ファンも納得のキャラクター再現度がたびたび話題になる中、山界の王・楊端和(長澤まさみ)が率いる山民族のナンバー2、バジオウを演じているのが阿部進之介だ。

普段の阿部進之介【写真】

 原泰久の大人気漫画を実写映画化した『キングダム』は、天下の大将軍を夢見る戦災孤児の少年・信(山崎賢人)と、中華統一を目指す若き王・エイ政(吉沢亮)が、反乱によって奪われた王座を奪還するために共に戦う姿を描いたアクション・エンターテインメント超大作。500年に及ぶ動乱期の中国・春秋戦国時代を舞台に、原作コミックの5巻「王都奪還編」までをもとに物語が展開する。

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 バジオウは双刀を扱う山の民で、“山界の死王”の異名を持つ楊端和の右腕として高い身体能力と武力を発揮する原作でも人気のキャラクター。山民族は仮面がトレードマークのため、映画を観て「誰が演じているのだろう?」と疑問に思った人も多いだろう。

キングダム
バジオウ、めっちゃかっこいい! - (C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

 筋骨隆々のバジオウ役を務めた阿部は、1982年2月19日生まれ、大阪府出身の37歳。185cmの高身長で、野性味のあるバジオウを力強く表現した。インターネット上ではバキバキに鍛え上げられた肉体を含めた再現度に驚きや称賛の声が上がっており、「もっと活躍が見たかった」とバジオウを推す感想も多い。

 2003年に『ラヴァーズ・キス』でスクリーンデビューを飾った阿部は、『クローズZERO II』(2009)や『十三人の刺客』(2010)など話題作に多数出演。特撮ドラマ・平成仮面ライダーシリーズには何度かゲスト出演している。そのほか、大河ドラマ「軍師官兵衛」では加藤清正役を務め、劇場版も公開された「信長協奏曲」シリーズでは佐々成政を演じた。

 同じ事務所に所属する俳優の山田孝之は、長年の友人でもある。山田がプロデュースしたことでも話題になり、今年1月に公開された映画『デイアンドナイト』では、企画と主演を務めた。同作のインタビューで山田は阿部について「力があって、すごい深いところまで入っていける役者」(シネマトゥデイ1月25日掲載)とその魅力と実力を明かしている。(編集部・小松芙未)

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