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楽天、ハリウッド映画2本に出資 配給会社を設立へ

楽天、映画産業へ本格進出へ(画像はイメージ)
楽天、映画産業へ本格進出へ(画像はイメージ) - Rafael Henrique / SOPA Images / LightRocket via Getty Images

 楽天株式会社は15日、アメリカを拠点に映画の制作・配給を手掛ける The H Collective 社がプロデュースするハリウッド映画2本に出資すると共に、両社の合弁による配給会社を日本で設立することを公式発表した。

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 楽天が出資した作品は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督が製作を務めた映画『ブライトバーン(原題) / Brightburn』と、人気アクションシリーズ最新作『トリプルX 4(原題) / xXx 4』。前者はスーパーヒーローになるはずの少年が悪に染まっていく姿を描いた異色ホラーで、後者はヴィン・ディーゼルふんする型破りなシークレットエージェントの活躍を描くアクションの第4弾である。

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 両社は新たな配給会社を通して、出資した2本のほかに、新作アニメーション映画『スパイシーズ(原題) / Spycies』の日本公開もサポートする。また今後も、ハリウッドにおける魅力的な映画コンテンツを様々なサービスと連携させ、多くのユーザーに提供していくという。

 楽天の代表取締役会長及び社長を務める三木谷浩史氏は、「今回の出資は楽天にとって、戦略的投資を通じてエンターテインメント産業をエンパワーメントするための新たなステップです」とコメントを発表。 The H Collective 社との連携について、「国際的な映画への出資と日本国内での展開によって、私たちのパートナーシップが成長していくことを楽しみにしています」と期待を寄せている。

 また、The H Collective 社のCEOニック・クローリー氏は、「世界で最もエキサイティングな企業のひとつである楽天とパートナーになることで、アジアにおける展開を強化できることは、嬉しい限りです」とコメントし、「日本は、映画館への観客動員も多く、配給機会に満ちた素晴らしい市場です。今回の出資や新会社の設立は、私たちのこれからのパートナーシップの第一歩に過ぎません」と事業拡大に意欲を示している。(編集部・倉本拓弥)

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