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松尾太陽、超特急の活動に通じる俳優業

本作で“けだもの男子”を演じている松尾太陽
本作で“けだもの男子”を演じている松尾太陽

 メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急タカシとしても活動中の松尾太陽が“けだもの男子”を演じたドラマの続編「花にけだもの~Second Season~」が、映像配信サービスdTVで配信されている。超特急ではバックボーカルを担当する松尾だが、「ソロ活動」である俳優業が超特急の活動に大きな影響を与えていることを実感しているという。

【写真】「花にけだもの」シーズン2のキャラクタービジュアル!

 見た目や発言は男らしいが、好きな人の前だけでたまに見せる可愛らしい一面が魅力的な“けだもの男子”たちとヒロインの波乱の恋を描く本ドラマ。2017年に放送されたシーズン1は、松尾をはじめ、杉野遥亮甲斐翔真ら注目の若手が出演し、多くの女子たちから支持された。松尾演じるけだもの男子・和泉千隼は、純粋であぶなっかしいヒロイン久実(中村ゆりか)を放っておけずに、陰で支え続けるクールでミステリアスなキャラクターだ。

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 シーズン2の製作決定が報じられると、SNSなどを通じて「うれしい!」とファンから歓喜の声が多数寄せられた。その反響の大きさに「本当にありがたいですね」と語る松尾は「それこそ『待っていました』とか『このドラマを通して超特急を知って。ライブに行くようになりました』といった言葉をたくさんいただいて。本当にうれしかったですし、頑張ろうと思いました」。

 メインキャストも続投ということで「同世代が多くて、みんな友だちみたいでした。撮影現場は本当に楽しくて、いい意味で前作と変わらない空気感」と振り返る。特に杉野、甲斐という男子チームとはプライベートで食事に行くほどに打ち解けた。「演技についても『こういう風にしようと思うんだけど』とか『こうやっても大丈夫かな?』とか、いろいろと相談しあえる仲なんです」と信頼を寄せているようだ。

 近年はドラマや映画などに出演し、俳優としての顔も見せるようになった。だが、松尾自身は「俳優をやる時は、超特急の看板を背負って活動しているつもりです。撮影をしている日々は、本当に新しいことばかりで、自分の中でも得られるものが多かったし、ひとまわりもふたまわりも成長できた。だから超特急に戻ってきた時には、そこで得たものを還元できるようになりたいと思っているんです。いい相乗効果があればいいなと」。

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 “けだもの男子”を演じるにあたり、スタッフからは「段取りなどにとらわれなくていい。自分だったらどうするかということを考えてやってほしい」「もっと余裕を持って遊んだ方がいい」といったアドバイスをしばしば受けていたという。「そうすると、超特急で歌う時も、ここはちょっと遊んでみようかな、変化をつけてみようかな、と気持ちに余裕が出てきたんです。小さなことかもしれませんが、徐々に変化をしてきた。気持ちが違います」

 そして超特急のメンバーも彼の変化を感じているという。「インタビューを受けた時などに『タカシが変化している』と言われることが多くて。そんな風に思ってくれていたのか、と思いますよね。メンバーだからこそ、いいことも悪いことも嘘偽りなく言ってくれるものだと思うんで。だからこそうれしいです」

 超特急として活動後に俳優として松尾が出演した映画であり、同じ事務所の俳優・山崎賢人が主演した映画でもある『一週間フレンズ。』の撮影現場でのことを松尾は、「賢人くんとは昔から仲良くさせてもらってはいたんですが、同じ現場にいるということはなかった。だからそこで勉強できたことは大きかった」と振り返る(山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記)。

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 「学校のシーンで、賢人くんが突然アドリブを入れたことがあったんです。こういう風にしないといけないといったことに縛られなくてもいいんだなと気付いて。今考えると僕が目指しているもの、目標といった原点はあそこにあったのかもしれない。もっと肩の力を抜いていいんだなと。それが『花にけだもの』にもつながっていると思います」。超特急のタカシとしてはもちろんのこと、俳優・松尾太陽としてもどのように進化していくのか。今後の活躍が期待される。(取材・文:壬生智裕)

dTV×FOD共同製作ドラマ「花にけだもの~Second Season~」は配信中(毎週土曜日更新、全5話)

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