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モリー・リングウォルド、アンドリュー・マッカーシーの息子と共演した新作を語る

左から、メリッサ・ミラー・コンスタンゾ監督とモリー・リングウォルド
左から、メリッサ・ミラー・コンスタンゾ監督とモリー・リングウォルド

 映画『ブレックファスト・クラブ』『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』やテレビシリーズ「アメリカン・ティーンエイジャー ~エイミーの秘密~」のモリー・リングウォルドが、新作『オール・ディーズ・スモール・モーメンツ(原題)/ All These Small Moments』について、1月16日(現地時間)、メリッサ・ミラー・コンスタンゾ監督と共に、ニューヨークのAOL開催イベントで語った。

【写真】今と印象が違う?3年前のモリー

 ティーンエイジャーのハウィー(ブレンダン・マイヤー)は、毎日バスで見かける年上の女性オデッサ(ジェマイマ・カーク)に恋心を抱いていた。ハウィーは、家を出て行くと言い出した父親にいら立つ母親(モリー)をなだめたり、弟サイモン(サム・マッカーシー)の面倒を見たりしながら、オデッサとの関係を深めていく。コンスタンゾ監督にとって、初の長編監督作品。

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 若い頃にティーンエイジャーを扱った映画に数多く出演してきたモリー。最近は、母親を演じることが多くなったが、そのほとんどは、男性中心(男性、ボーイフレンド、息子)のストーリーに花を添えるような役柄ばかりだったという。「でも、今作は違っていたわ。ちょっと辛辣(しんらつ)で、いつも優しいタイプの女性ではないの。特にわたしが演じた母親は、困難を乗り越えないといけない役だったわ。それに、観客はわたしがティーンエイジャーを演じてきたことを知っているから、わたしと共に青春時代を過ごした観客が、今度はわたしの役と共に、ミッドライフ・クライシスを過ごすことになるのも意味があると思ったわ(笑)」

 息子の一人を演じたサム・マッカーシーが、モリーが『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』などで共演したアンドリュー・マッカーシーの息子であるというファンにはうれしいサプライズもある。サムの起用についてコンスタンゾ監督は「わたしたちは宣伝のためにサムをキャスティングしたわけじゃないわ。サムからオーディション用のテープが送られてきて、それがわたしたち制作陣を驚かせてくれたのよ」とコメント。モリーも「サムは、アンドリューと同じ目をしていたわ」とつけ加えた。

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 撮影はニューヨークで行われたが、2017年の大吹雪の後だったことで困難を極めたそうだ。コンスタンゾ監督は「かなり悪夢だったわね。最初は春の設定で、緑のある撮影になると思っていたのに、明らかに違ったわ。今作ではバスの中での撮影がかなりあったのだけど、大吹雪があったことで、その期間は市内のストリートの撮影は危険と、ニューヨーク市から許可が下りなかったの。最終的に、Lowes Theaterの大きな駐車場ならと撮影の許可が下りたから、そこで円を描くように運転して撮影しなんとか乗り切ったわ」と明かした。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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