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柄本時生、染谷将太にSOS ウズベキスタンでアクシデント

ウズベキスタンで撮影中の様子。左から染谷将太、加瀬亮、柄本時生、前田敦子
ウズベキスタンで撮影中の様子。左から染谷将太、加瀬亮、柄本時生、前田敦子

 俳優の柄本時生が、『岸辺の旅』『散歩する侵略者』などの黒沢清監督による日本・ウズベキスタン合作映画『旅のおわり世界のはじまり』(2019年初夏公開)に出演。盟友でもある主演の前田敦子をはじめ、加瀬亮染谷将太ら共演者と過ごしたウズベキスタンロケを振り返り、現地で発生したまさかのアクシデントを明かした。

【写真】柄本時生&前田敦子ブス会2ショットも!

 ウズベキスタンで1か月にわたるロケを行った本作は、テレビ番組の撮影で、伝説の怪魚を探すためウズベキスタンを訪れたリポーターの葉子(前田)の成長を描く物語。黒沢監督と初タッグとなる本作で柄本が演じるのは、ADの佐々木。主演の前田とは、2010年放送のテレビドラマ「Q10(キュート)」で共演して以来、高畑充希池松壮亮らと共に「ブス会」を結成し、度々集まるなど親交が深いことで知られている。

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 前田とは「連ドラ(2015年放送『ど根性ガエル』)でも一緒でしたが、ここまでじっくりというのは初めてで楽しかった」そう。しかし、前田よりも加瀬(カメラマン・岩尾役)、染谷(ディレクター・吉岡役)との付き合いが長いのだとか。

 「そめちゃん(染谷)が一番長くて、中一か中二ぐらいからのお付き合いになります。加瀬さんとは高校生ぐらいのときから。僕の兄(柄本佑)と2人芝居(2008年に結成したユニット“ET×2”)をやったときに観てくださって」

 ウズベキスタンではとりわけ加瀬と過ごす時間が長かったようで、インテリだと思っていたら「剣道、サーフィンをやられていたり、実は体育会系なところもあってビックリしました」とこれまで知らなかった一面にも触れ、かなり打ち解けた様子だ。

 ウズベキスタンに滞在中、最も印象に残っている出来事の一つがホテルで「エレベーターに閉じ込められた事件」。映画のスタッフは撮影中のため不在。客室の空調の調子が良くないためフロントに向かったところ、エレベーターが止まってしまった。「エレベーターに乗ったらいきなり『ブン』って。それから30分ぐらいずっと真っ暗な中にいて、『ガガン』って鳴ったりして。誰にも携帯が通じなくて、本気で死ぬんじゃないかと思ったのでスマホで動画を撮っていたんですけど、そしたらそめちゃんから電話があって、遠くの方から「ときお~」と呼ぶ声が聞こえて……!」。スマートフォンの動画にはエレベーターが開くと同時に、ニコニコと柄本を迎える染谷の姿が収められている。

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 アクシデントに見舞われたものの、ウズベキスタンは満喫したようで特に気に入ったのがサマルカンド。柄本いわく「ちょうどよく何もないのがいい」んだそう。「(首都の)タシケントには映画館、ショッピングモール、ボウリング場とか、東京のように割と何でもある。でも、サマルカンドではいろんなところを散策しに行こうという気になるんです。あそこの方向に何かある、ついでにカフェもあるらしい、じゃあそこを目指そうっていう感覚。特に郊外は絶景でした。山があって、牛の大群が見えたり。まるで絵画みたいで面白かったです」。そう、圧倒された風景に思いを巡らせていた。(取材・文:編集部 石井百合子)

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