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chay、矢口史靖監督の新作で女優デビュー!『ダンスウィズミー』新キャスト発表

クランクアップ集合写真
クランクアップ集合写真 - (C)2019「ダンスウィズミー」製作委員会

 『ウォーターボーイズ』『ハッピーフライト』などの矢口史靖監督によるミュージカル映画『ダンスウィズミー』(2019年夏公開)の新キャストが17日、発表され、「テラスハウス」で広く知られることとなったシンガーソングライターのchayが、本作で女優デビューすることが明らかになった。その他、発表されたキャストはやしろ優三浦貴大ムロツヨシ宝田明

【写真】『ダンスウィズミー』撮影風景

 矢口監督にとって10本目となる本作は、ある日突然催眠術にかけられ、音楽を聴くといつでもどこでも歌い踊ってしまう体になった一流企業のOL・静香(三吉彩花)を主人公にしたコメディー。2013年10月から2014年3月にかけて出演した「テラスハウス」で“まいまい”の愛称で親しまれ、2015年放送の月9「デート ~恋とはどんなものかしら~」の主題歌を担当するなど、シンガーソングライターとして活躍してきたchayが、静香が新潟で偶然出会う謎のストリートミュージシャン・山本洋子役に決定した。

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ダンスウィズミー
左からやしろ優、宝田明、三吉彩花、矢口史靖監督

 chayは「演技未経験のまま飛び込んで最初はどうなることかと思っていました。更に、今回の山本洋子役はかなり強烈なキャラだったので、『大丈夫かな……』と不安だったのですが、始まってみたらあっという間で、とにかく毎日が楽しかったです。矢口監督はとても穏やかな方で、でも的確な一言で誘導してくださり、楽しく演じることが出来ました」と矢口組を振り返る。また、三吉、やしろとの共演について「三吉さんは女優・モデル、やしろさんはお笑い芸人、私は歌手と、接点もなく異色の3人でしたが、初日から仲良くなることができて、ご飯に行ったり、一緒に遊びに行ったり大切な仲間が出来ました」とコメントしている。

 そのほか、催眠術師のサクラとして舞台上で催眠術に掛かったフリをする斎藤千絵役に、お笑い芸人のやしろ優、静香と同じ会社で働くモテ男の先輩エリート社員・村上涼介役に三浦貴大、催眠術師マーチン上田の捜索をする興信所の調査員・渡辺義雄役にムロツヨシ。

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 そして、「サウンド・オブ・ミュージック」「風と共に去りぬ」「マイ・フェア・レディ」など多くの舞台の主演を務めてきたベテラン・宝田明が、催眠術師・マーチン上田役に。宝田がスクリーンで歌い踊るのは『ひばり チエミ いづみ 三人よれば』以来、54年ぶりとなる。

 本作は、今年7月24日にクランクインし、オールロケで東京、千葉、埼玉、新潟、函館などで撮影され、10月4日にクランクアップを迎えた。約500人のオーディションを勝ち抜いて主役を射止め、ミュージカルシーンすべての歌とダンスを吹き替えなしで演じ切った三吉は、「歌とダンスとお芝居の3つをこなす事が大変でしたけど、すごく充実した時間を過ごし、成長させてもらいました。矢口組の現場は誰も怒る人がいなかったですし、楽しい雰囲気で、それは矢口監督の優しい人柄かと思います。携わることが出来て本当によかったです」とクランクアップの感想を語った。(編集部・石井百合子)

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