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西銘駿、猪野広樹、大橋典之ら「おお振り」メンバー、公演初日に意気込み語る

右から西銘駿、猪野広樹、大橋典之
右から西銘駿、猪野広樹、大橋典之

 甲子園を目指す高校球児の成長を描く舞台「おおきく振りかぶって 夏の大会編」のゲネプロが公演初日の6日、都内で行われた。ゲネプロ前の囲み取材で、メインキャストの西銘駿猪野広樹大橋典之が舞台の見どころや意気込みについて語った。

ユニフォーム姿で笑顔の出演者たち【写真】

 ひぐちアサの人気コミックを原作とする同舞台は、今年2月に上演された舞台「おおきく振りかぶって」の続編にあたる。主人公の一年生投手・三橋廉を演じる西銘は「(前作から)引き続き主役としてマウンドに立てることを嬉しく思います」と感慨深げな表情で切り出すと、「前回の舞台が終わった1週間後に20歳になったんです。前回はみなさんに支えられての主演だったのですが、20歳になった今回は、自分がみんなを支えていけるような主役になりたいと思って現場に入りました」と熱い気持ちを口にした。

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 三橋の相棒となるキャッチャーの阿部隆也をダブルキャストで演じる猪野と大橋も、ゲネプロを前に気合十分な表情。猪野はダブルキャストとしての役作りについて「同じような阿部になっても仕方がないので、基本的なルールは統一しつつも、2人で各々に違う阿部を作っていきました」とこだわりを明かす。そして「初演はチーム(のメンバーたち)が出会う話でしたが、今回はチームとして見せるものがたくさんある内容。そこを楽しんでもらえたら」と力強くアピール。

 一方、この続編舞台から新キャストとして出演を果たす大橋。自身も高校で野球をやっていたということで「臨場感がすごい舞台になりました。本物の野球を見るよりマウンドが近い。キャッチャーのポジションもやってみたかったので愛を持って取り組んでいます」と実際の経験を生かした視点から、舞台出演への思いを語った。

 この日はほかに、出演者の渡邊安理白又敦、そして脚本と演出を担当した成井豊(キャラメルボックス)も登場し、質疑応答が行われた。(取材・文:名鹿祥史)

舞台「おおきく振りかぶって 夏の大会編」は東京・サンシャイン劇場にて9月6日~9月17日、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて9月28日~30日まで上演

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