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阿部サダヲ、溺れかける!?『音タコ』壮絶な撮影を振り返る!

撮影の裏側を語った阿部サダヲ
撮影の裏側を語った阿部サダヲ

 俳優の阿部サダヲが22日、都内で行われた映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』完成披露試写会舞台あいさつに出席。撮影初日に溺れかけて死にそうになったエピソードを明かして会場を沸かせた。イベントには、共演者の吉岡里帆千葉雄大ふせえり松尾スズキ三木聡監督も出席した。

【写真】今日もキュートな吉岡里帆

 本作は、映画『転々』や『亀は意外と速く泳ぐ』などの鬼才・三木監督が構想7年を費やして手がけたロック・コメディー。声帯ドーピングによって神の声を発するロックスターのシン(阿部)と、声が小さすぎるストリートミュージシャンのふうか(吉岡)が出会ったことによって起こる騒動を描く。

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 これまでエッジのきいた作品を世に送り出してきた三木監督と、個性的な役柄をなんなくこなす阿部という夢の組み合わせ。阿部は「大好きな三木さんの世界に溶け込めるのだろうか」と不安があったというが、待ち受けていたのは想像以上の衝撃だった。

 撮影初日、阿部は大量の水を浴びるシーンがあり、想像以上に水の量が多かったようでパニックに。「口のなかに大量に水が入り、本気で死にそうになりました」と撮影を振り返り、それでも「三木監督の現場は刺激的だった」と病みつきになったようだ。

『音タコ』イベント写真
仮面の迫力すごい

 一方の吉岡も、自身の口に小型カメラが入るシーンがあるなど、こちらもハードな撮影を経験した。「とにかく特殊な撮影が多かった」と撮影現場を振り返りつつ、貴重な経験に「三木組のみなさんと現場を過ごせたからこそ、いまの強さがあると思っています」と胸を張っていた。(取材・文:磯部正和)

映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』は10月12日より全国公開

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