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佐藤浩市&天海祐希共演「Aではない君と」SPドラマ放送 「アンナチュラル」監督&P再集結

「Aではない君と」で共演する佐藤浩市&天海祐希
「Aではない君と」で共演する佐藤浩市&天海祐希

 第37回吉川英治文学新人賞を受賞した薬丸岳の小説「Aではない君と」が、佐藤浩市天海祐希の共演によりドラマ化されることが決定した。大ヒットドラマ「アンナチュラル」(2018・TBS系)の塚原あゆ子監督と新井順子プロデューサーが再集結し、今秋、テレビ東京系にてスペシャルドラマとして放送される。

【写真】佐藤浩市出演、薬丸岳原作の映画『友罪』

 本作は、映画『友罪』(上映中)の原作者としても知られる薬丸の原作に基づき、同級生への殺人容疑で逮捕された少年の事件の真相を追うサスペンス。佐藤は容疑者の父親で大手建設会社に勤める吉永圭一に、天海は事件を担当する弁護士・神崎京子にふんし、脚本をNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(2010)、NHK大河ドラマ「八重の桜」(2013)、「コウノドリ」(2015・TBS系)などの山本むつみが担当する。

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画像テキスト
原作書影(C)薬丸岳/講談社

 くしくも同原作者の『友罪』でも加害者家族にふんした佐藤。『友罪』では交通事故を起こして人の命を奪った息子の父親という役どころだった。佐藤は、「どちらも“加害者家族”という、子供が殺人の罪に問われたときに、どういう形で受け止めるのかという正解のなさ……贖罪を含め、ただ『謝る』ということでは何もクリアできないという、答えがあるようでないような、そういうテーマの作品です。そんな薬丸さんの原作の難しさを僕はどういう形で提示できるのかなと……。その難しさと今、向き合っています」と再び難役に臨む心境を明かしている。

 一方、天海演じる神崎は加害者、加害者側家族を支える弁護士にして、三児の母という設定。「台本を読み終わり、胸の痛みが止まらずにいました。誰の、どの立場も分かるが故、とても苦しかったです。しかし、だからこそこのドラマには、意味があるのではないかと。この作品に参加させて頂けて、大変光栄です。丁寧に丁寧に、心を込めて演じたいと思います」と意気込みをコメント。

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 また、天海は佐藤を「心から尊敬する先輩で、素敵な兄貴」と評し、「お芝居や向き合う姿勢、人としてなど……沢山の事を教えてくださいます。共演の経験はあるのですが、今回の様にがっつりとお芝居させて頂くのは、初めてなんです。なので、怖い反面、とても嬉しくて、やっぱり緊張して……」と名優との共演にプレッシャーと喜びを感じている様子だ。(編集部・石井百合子)

テレビ東京 スペシャルドラマ「Aではない君と」は今秋放送

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