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『デッドプール2』ロケットスタート!公開3日間で5億3,000万円超え

映画週末興行成績

客層はハイティーンから20代の男女が中心 - 『デッドプール2』
客層はハイティーンから20代の男女が中心 - 『デッドプール2』 - (C)2018Twentieth Century Fox Film Corporation

 「R指定ヒーロー映画」というまさかのジャンルを確立した人気作の第2弾『デッドプール2』が1日に初日を迎え、3日までの3日間で観客動員37万1,955人、興行収入5億3,671万3,800円という文句なしのロケットスタートを達成。4日に興行通信社から発表された土日2日間(6月2日~3日)の全国映画動員ランキングでも1位を獲得した。

【写真】デッドプール俳優、来日にファン興奮!

 『デッドプール2』が今回3日間で記録した数字は今年公開されて累計興収50億円以上に達した『グレイテスト・ショーマン』の対比105%、前作『デッドプール』(2016)の対比113%という堂々たる数字。配給元の発表によるとハイティーンから20代の男女という若者からの支持が圧倒的に多く、アメコミ・アクションというジャンルでありながら女性客も数多く来場していたという。

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 全国映画動員ランキングでは2位に山田孝之長澤まさみがW主演した『50回目のファーストキス』が2位に初登場。『銀魂』などの福田雄一監督がメガホンを取り、1日から公開されている本作は土日2日間で動員9万6,000人、興収1億4,100万円をあげた。

 同ランキングで7週連続で1位に君臨していた『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』は、土日2日間で動員8万7,000人、興収1億2,000万円と公開8週目とは思えない成績をあげるも、新作2本に押され3位に後退した。『ゼロの執行人』は累計では動員602万人、興収78億円を突破している。

 ほか新作では東出昌大新田真剣佑が共演した『OVER DRIVE』が6位にランクインしている。

 今週末は第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で最高賞パルムドールに輝いた『万引き家族』のほか、山崎賢人主演の『羊と鋼の森』、河瀬直美監督の新作『Vision』、榮倉奈々安田顕共演の『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』、舘ひろし主演の『終わった人』、フィンランドの人気児童文学を実写化した『オンネリとアンネリのおうち』、SFアクション『リディバイダー』などが公開予定となっている。(編集部・海江田宗)

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【2018年6月2日~3日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位

1(初)『デッドプール2』:1週目
2(初)『50回目のファーストキス』:1週目
3(1)『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』:8週目
4(2)『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』:2週目
5(3)『ピーターラビット』:3週目
6(初)『OVER DRIVE』:1週目
7(4)『恋は雨上がりのように』:2週目
8(12)『さらば青春、されど青春。』:4週目
9(5)『友罪』:2週目
10(7)『のみとり侍』:3週目

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