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カンニング描くタイの大ヒット映画、9.22公開

“高校生版「オーシャンズ11」”とも称される『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』
“高校生版「オーシャンズ11」”とも称される『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』 - (c) GDH 559 CO., LTD. All rights reserved.

 カンニングを題材にした“高校生版「オーシャンズ11」”とも称されるストーリーで、タイで大ヒットを記録した映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』の初日が9月22日に決定。新宿武蔵野館を皮切りに順次公開される。

 物語の背景は、近年発展目覚ましいアジア各国で深刻な社会問題となっている受験戦争。裕福とは言えない父子家庭で育ちながら進学校に特待奨学生として転入した天才女子高生が、試験で友人を助けたことを機に、画期的なカンニング“ビジネス”を展開するクライム・エンタテインメント。

 本作は世界16か国で公開され、タイ国内で年間興行収入1位(外国映画を除く)を記録。台湾では初週5位→2位→1位と右肩上がりに数字を伸ばし、香港では2週連続2位、中国で初登場2位にランクインするなど、アジア各国でヒットを記録した(数字は配給調べ)。日本では2017年の福岡国際映画祭アジアフォーカスで上映され、観客賞を受賞している。

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 監督は、映画製作のかたわらミュージックビデオなどの制作を行ってきたナタウット・プーンピリヤ。37歳の時に発表した長編初監督作『カウントダウン(英題)/ Countdown』が、第86回アカデミー賞外国語映画賞のタイ代表に選出され、本作は2作目にあたる。また、主人公の天才女子高生リンを演じた9頭身のチュティモン・ジョンジャルーンスックジンはモデル出身で本作が映画初出演&主演。公開後、Instagramのフォロワー数が約40万人に達するなど新星としてアジアで注目を浴びている。(編集部・石井百合子)

映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』は、9月22日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開

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