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古川雄輝、やっぱりエリートキャラがハマリ役

古川雄輝(写真は4月撮影のもの)
古川雄輝(写真は4月撮影のもの)

 現在、天沢アキの漫画に基づく恋愛ドラマ「ラブリラン」(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜23時59分~)、石川智健のミステリー小説を『海炭市叙景』『私の男』などの熊切和嘉監督が実写化する「連続ドラマW 60 誤判対策室」(WOWOWプライム、毎週日曜22時~)、2本の連続ドラマが放送中の古川雄輝。前者は営業マン、後者は若手弁護士とジャンルや役柄は違えどいずれも「エリート」の設定。バイリンガルで、慶應義塾大学卒のハイスペックイケメン、として知られる古川だが、これまで演じてきたキャラクターを振り返ってみると「天才」「リーダー」といったワードが目立つ。そんな“ハイスペック”なキャリアを振り返ってみた。

【写真】古川雄輝のくしゃくしゃの笑顔!

 古川のハマり役と言えば、出世作となったドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」シリーズ(2013・2014)の入江直樹を真っ先に思い浮かべるファンが多いだろう。韓国や台湾など海外でも度々映像化されてきた多田かおるの人気漫画を、矢作穂香(当時は未来穂香)&古川のダブル主演で連続ドラマ化した本作で、古川はヒロインの琴子(矢作)と一つ屋根の下で暮らすことになるツンデレなIQ200の天才イケメン高校生&大学生の入江くんを好演。この古川版入江くんは、中国などアジア圏でも熱狂的な人気を博し、中国、アメリカで賞に輝いた。

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 また古川本人が「毎日、何時間もかけて(セリフの)練習をしていました」と発言するほど入れ込んでいたのが、古屋兎丸原作のダークファンタジー映画『ライチ☆光クラブ』(2015)の魅惑の悪・ゼラ。チェスの名人で、天才的頭脳と残酷な性格で仲間たちを支配する中学生にふんし、圧倒的なカリスマ性を発揮。映画のPRイベントではゼラ流のドSな挨拶で黄色い歓声を浴びていた。

 そんな古川の知名度をさらに広めることになったのがNHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」(2016)の村田健太郎役。実年齢29歳にして、15歳の少年を違和感なく演じ切ったことも話題になったが、礼儀正しく、やはり“優等生”のキャラクターで、「イタキス」と同様、劇中で流暢な英語を披露する場面も。

 そして、現在放送中の「ラブリラン」で演じる営業マン・町田翔平は、「イタキス」の入江くんを彷彿させるザ・ツンデレキャラ。中村アン演じる30年間男性経験のないヒロイン・さやかと同じデザイン会社に勤務し、さやかが記憶をなくした3か月間の間に交際、同棲、破局した相手という設定だ。クールでさやかの痛いところをつきまくるドSな男だが、同時にさやかを理解し、成長に導く人物でもある。

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 かたや、ガラリと作風が異なる「連続ドラマW 60 誤判対策室」で演じるのは、死刑囚の冤罪の可能性を探る組織「誤判対策室」に所属し、定年間近の刑事・有馬(舘ひろし)、女性検察官・春名(星野真里)とともに冤罪事件に立ち向かっていく弁護士・世良。完成披露会見では初の弁護士役に「台本には『再審請求』とか、普段使わない漢字ばっかりの言葉が多くて、世良という役も、結構生意気なやつなんです。どうしてこんなことを言うのかよくわからなくて、監督に何回か相談してやっと意見が一致した」と苦戦した様子を明かしていた。

 ちなみに唐々煙の同名コミックに基づく映画『曇天に笑う』では明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊である犲(ヤマイヌ)のリーダー・安倍蒼世役に。同作のPR動画では、得意なダンスも披露。そのほか、菅田将暉演じる高校生と絶縁状態にある兄にふんする映画『となりの怪物くん』も公開中だ。テレビのトーク番組などでもスマートで隙がないイメージだが、実はかなりの猫好き。SNSでは度々お手製料理の写真を投稿するなど意外な一面をのぞかせることもあり、そういったギャップも女性ファンには萌えポイントなのかもしれない。(編集部・石井百合子)

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