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木村拓哉主演ドラマ、石田ゆり子の哀しい過去が判明!

「BG~身辺警護人~」でしたたかな政治家にふんする石田ゆり子(写真は1月イベント撮影のもの)
「BG~身辺警護人~」でしたたかな政治家にふんする石田ゆり子(写真は1月イベント撮影のもの)

 8日に放送された木村拓哉主演の連続ドラマ「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系・毎週木曜夜9時~)第4話で、石田ゆり子演じる“崖っぷち”大臣・愛子の哀しい過去が明らかになった。(ネタバレあり)

【写真】石田ゆり子、すっぴん風写真

 第4話で島崎(木村)ら民間の警備会社・日ノ出警備保障の面々が身辺警護をしたのは、厚生労働大臣の愛子。しかも、“落合(江口洋介)らSP(警視庁警備部警護課)にも内緒で”という条件つきの極秘任務だった。目的は「対立派閥の長との会談」とされているが、用心深い高梨(斎藤工)は「SPの目を盗んで誰ともわからない相手との密談に送るなんて正気じゃない」と激怒。一方、島崎は「世の中を敵に回してでも目の前のクライアントを守るのがボディガード」と言い、任務は遂行されることに。

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 ところが、高梨の調査により愛子の目的に不審な点があることが発覚。島崎は「完璧な警護を目指すなら本当の目的を知る必要がある」と詰め寄り、愛子は観念したように「知られるわけにはいかない」不倫相手との最後の密会だと答えるが二転三転し、真の目的は愛子が「一度も抱いたことのない」娘の花嫁姿を見ることだったと島崎に打ち明ける。

 愛子は大学時代に留学と偽って秘密裏に出産し、産後すぐ子供のいない開業医夫婦に養子に出したという。「会いたいと思ったことはないが、結婚するとわかった途端ひと目だけでも顔がみたくなった」という愛子の切実な思いを知った島崎は「誰にでも人には言えない過去がある」と同情。娘との再会を果たす“涙、涙のエピソード”に……! となると思いきや、そうはいかないのが愛子の政治家たるところ。その後、愛子は結婚式場である人物との“密会”にこぎつけ、島崎は一杯くわされた格好になるが、ラストで島崎からの“サプライズプレゼント”に涙する姿を見ると、愛子の目的が仕事の為だったのか、それとも本当に娘に会うためだったのか、真相は藪の中だ。

 そんな愛子の過去を巡るシリアスなエピソードとは裏腹に、事務所で現場に情報を送るために待機していた高梨&まゆ(菜々緒)コンビのやりとりが痛快。まゆは頑固で理屈っぽい高梨にあきれ気味。無茶をする島崎を“おっさん”呼ばわりしブツブツ小言を言い続ける高梨に「いい年して“何のため”とかぐちゃぐちゃ言っている方が嘆かわしい。っていうか高梨さんもそれなりにおっさんですから」「なんでそんなに意地をはるの? 子供みたい」「態度がやたらとでかい意地っ張りのおじさん」とズバズバ。相性が悪いようでいて、実はいいようにも見える2人の今後が気になるところ。(編集部・石井百合子)

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