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魅惑の初映像!山崎努が伝説の画家・熊谷守一に

碁を打つ守一と秀子『モリのいる場所』より
碁を打つ守一と秀子『モリのいる場所』より - (C)2018「モリのいる場所」製作委員会

 現在、東京国立近代美術館で開催中の大回顧展「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」(2018年3月21日まで開催)も話題の洋画家・熊谷守一(くまがい・もりかず)。文化勲章と勲三等叙勲を辞退、庭と動植物を愛した伝説の画家の晩年を、山崎努が演じる映画『モリのいる場所』(2018年5月公開)の、イオンシネマ限定で上映される特別映像が公開。結婚52年目を迎える守一とその妻・秀子(樹木希林)の夏の1日が一部明らかになった。

【動画】『モリのいる場所』初映像

 山崎努&樹木希林、稀代の名優が夫婦役で初共演する本作。『南極料理人』『横道世之介』などの沖田修一監督がメガホンを取り、結婚52年目を迎えた老夫婦の夏の一日をユーモアを交えて描き出す。

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モリのいる場所
まるでおとぎ話のような風景!(C)2018「モリのいる場所」製作委員会

 特別映像では、守一を毎日撮りに来るカメラマンの藤田くん(加瀬亮)とその弟子・鹿島くん(吉村界人)、老夫婦の身の回りの世話をする姪の美恵ちゃん(池谷のぶえ)や隣人夫婦らが熊谷家に集うなか、守一に文化勲章受賞の知らせが。「どうします?」と尋ねる秀子に、しかし熊谷は「いい(いらない)」とポツリ。

 熊谷がアリが巣食う地面に寝転び、カエルを追って這いずり回る様子や、秀子と碁を打つシーン……。緑が生い茂った庭の美しさも相まって、日常の中の何気ない風景が輝いて見える。

最上もが
最上もががナビゲーターを務める「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」特番より

 なお、2018年1月6日には「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」の特番を放送(16時30分~テレビ東京)。元アイドルグループ・でんぱ組.inc最上もががナビゲーターを務め、250点を超える回顧展の魅力、そして97歳まで描き続けた守一の生きざまに肉迫する。山崎、樹木による本展の音声ガイド収録風景やインタビューも放送されるという。(編集部・石井百合子)

映画『モリのいる場所』は、2018年5月、シネスイッチ銀座、渋谷ユーロスペース、シネ・リーブル池袋、イオンシネマほか全国公開

映画『モリのいる場所』特別映像(イオンシネマ限定) » 動画の詳細
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