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ノンノモデル山田愛奈、映画初出演に感慨

山田愛奈
山田愛奈

 人気セクシー女優の紗倉まながアダルトビデオ(以下、AV)業界に関係する女性たちの生きざまを紡いだ小説を映画化した『最低。』(11月25日公開)の舞台あいさつが31日に都内で行われ、ファッション誌「non‐no」のモデルとしても活躍する山田愛奈が登壇。本作で映画初出演を果たした山田は、「このような場所に立ててとても嬉しいです」と感無量の表情を見せていた。

【写真】映画『最低。』場面写真

 AVによって人生を左右され、家族や友人らの間で揺れ動くヒロインたちを描く本作。壇上には劇中に登場する3人のヒロイン役を務めた森口彩乃佐々木心音、山田のほか、原作者の紗倉まな、メガホンをとった瀬々敬久監督が登壇した。

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 映画初出演を嬉しそうに報告した山田は客席を見まわしながら「思春期ならではのもやもやした感覚、みなさんが通ってきたであろう感覚、そういうものを懐かしいなって思っていただけたり、これを観て肩の荷が軽くなってくれたら嬉しいなと思っています」と見所を紹介。

 森口も「こんなに大きなスクリーンで上映されると思っていなかったので正直驚きました」と笑顔を見せ、「わたしは主婦の役。女性に観ていただいた時に、どこか共感してもらえたらいいなって思いながら演じていました」と語った。

 また、セクシーなドレスで客席の注目を浴びた佐々木も大勢の観客を前に満面の笑み。「『最低。』の上映に来てくれたお客さん、最高です! 愛しています!」と述べ、「AV女優というより一人の女の子になれるように気をつけて演じました」とコメントした。

画像テキスト
登壇者たち

 原作者の紗倉もキャスト同様に感慨深げで「AV女優という職業は特殊な世界。女優さんたちがどう演じてくれるか楽しみでした。映画化されて感無量です」とにっこり。瀬々監督も「アダルトビデオは私たちの暮らしの中でとても身近な存在になっていると思いますが、その中で女優さんたちの生々しい感情や、その感情のぶつかりを拾っていけたらと思って作ってみました」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)

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