マーベル原作ではパニッシャーの強敵！ビリー・ルッソ役俳優、ドラマ版設定を明かす

　ドラマ「Marvel パニッシャー」にビリー・ルッソ役で出演するベン・バーンズだが、彼は役づくりの際に製作陣から「どんなコミックの規範もほとんど無視するようにと言われた」という。ビリー・ルッソといえば、原作コミックでは主人公フランク／パニッシャーの強敵として現れるが、その原作とはまたちょっと違うドラマ版ならではの設定があるようだ。ベンが語った。

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　ベンは「役づくりのために、コミックに戻って読み直すようにと勧められることはなかった。なぜならこの番組への取り組み方は、とても新鮮で現実に基づいたものだからなんだ。この番組に歴史があるならば、『Marvel デアデビル』の第2シーズンと『Marvel パニッシャー』の誕生に基づいたものになるだろうね」とコメント。

　ベンいわくコミックでのビリーはマフィア関係者であったりするが、ドラマ版のビリーは軍の特殊部隊出身という設定。過去には、中東でフランクと同じ部隊にいた経験を持つキャラクターになるという。さらにドラマスタート時には、民間の軍事企業の経営をしており、成功した人物として描かれるそう。

　また原作では、ある事件をきっかけにビリーはジグソウと名乗るとようになり、パニッシャーへの復讐心を募らせるようになるが、ドラマ版でもこの変貌は描かれるのか？　この点についてベンは「わからない、と言うのが答えだよ」ときっぱり。「僕たちはそれについて話し合っていない。製作陣は僕にそのことについて話したことはないよ」と話す。ビリー役でのヘアメイクは「ドライヤーと、少しだけパウダーをつけるだけ」と10分で終わるものらしいが、顔がズタズタのジグソウ役をするとなれば特殊メイクは必須。ベンはドラマ版のビリーとジグソウが異なるのかという質問には「『はっきりわからない』ということだよ」と述べていたが、そのメイクの時間が延びる展開はあるのだろうか？（編集部・井本早紀）

Netflixオリジナルドラマ「Marvel パニッシャー」は2017年より全世界同時オンラインストリーミング