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「僕だけがいない街」Netflixでドラマ化 古川雄輝が主演

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Netflix版キャストたち
Netflix版キャストたち

 三部けいによる人気コミック「僕だけがいない街」がNetflixでオリジナルドラマ化され、2017年冬に世界190か国で配信されることが明らかになった。ドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」でブレイクし、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の健太郎役でも注目を浴びる古川雄輝が主演を務める。メガホンを取るのは映画『L-エル-』でも古川とタッグを組んだ下山天監督。

【写真】アニメ版ではこの二人が2人1役で!

 「僕だけがいない街」は、漫画家を目指すもうだつの上がらない主人公・藤沼悟が、時が巻き戻る“リバイバル”という現象により、母親を殺害した犯人を突き止めるため18年前までさかのぼる姿を描いたサスペンスストーリー。2016年にテレビアニメ化され、藤原竜也有村架純共演で実写映画化もされたが、これが原作完結後初めての映像化となる。

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 悟のバイト仲間で、映画では有村が演じた片桐愛梨役にはドラマ「デスノート」のニア役などで知られる優希美青。悟の小学校時代のクラスメイトである雛月加代役には『彼らが本気で編むときは、』の子役・柿原りんか。その母・明美役にはドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」の藤岩さんこと江口のりこ。悟の小学校時代の担任・八代学に戸次重幸、悟の母・佐知子に黒谷友香がふんする。

 主人公・悟を演じる古川は「世界中に発信されるということで、日本だけでなく、世界中の方々に見て頂けることを嬉しく思います」と喜び、「役柄は自分と同じ29歳。口数が少なく無気力だった悟が、リバイバルを繰り返すことによって憧れていた『ヒーロー』、気力に満ちた自分に成長していく姿を見せられるように頑張ります」と意気込む。

 『SHINOBI』などでも知られる下山監督は「『僕街』を映像化する上で主に心掛けた事は3点。まずはキャラクターとロケーションの再現。次に三部先生が張り巡らした見事な伏線をどう観客に<映像の記憶>として埋め込むか。そしてアニメや映画版もなし得なかったあのクライマックスの完全映像化です」とコメント。

 原作者の三部も「原作で描いた少年期と同じ街(北海道の苫小牧)・季節に撮影が行われていると聞き、自分がイメージした空気感がそのままの形で味わえるのでは、と楽しみにしています。配信がとても待ち遠しいです!」と期待を寄せている。(編集部・中山雄一朗)

<キャスト>
藤沼悟(大人):古川雄輝
片桐愛梨:優希美青
小林賢也(大人):白洲迅
藤沼悟(子供):内川蓮生
雛月加代(子供):柿原りんか
雛月明美:江口のりこ
澤田真:眞島秀和
八代学:戸次重幸
藤沼佐知子:黒谷友香

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