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シン・ゴジラ、川崎に“再上陸”!市川実日子も女優助演賞に感激!

とても面白かったです! - 市川実日子
とても面白かったです! - 市川実日子

 昨年公開された映画『シン・ゴジラ』の尾頭ヒロミ役で話題になった女優の市川実日子が15日、ミューザ川崎シンフォニーホールで開催された第71回毎日映画コンクールの表彰式に出席、同作の反響についてしみじみとした顔で語った。

【写真】うれしそうな市川実日子

 毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社が主催する毎日映画コンクールは、戦後間もない1946年にスタートした歴史ある映画賞。このたび日本映画大賞に選ばれたのは『シン・ゴジラ』で、同作は女優助演賞、美術賞も受賞した。

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 ステージにあがった市川は「『シン・ゴジラ』という作品が公開されてからしばらくして、近しい人や、道行く方、映画の現場スタッフの方から、『観ました』『とても面白かったです』と声をたくさんかけていただきました」と切り出すと、「その時の皆さんの表情が、子どものようにワクワクした顔で。自分が参加した作品にこんな風に投げ返してくれるんだな、こんなに温かいキャッチボールってあるんだなと。とてもうれしい経験をできました」と満足げな表情を見せた。

 そして今回の受賞について市川が、「この場をお借りして、総監督の庵野(秀明)さん、樋口(真嗣)監督、あとゴジラ……さん」とそれぞれに感謝の思いを伝えるひと幕も。また、現在、新作の撮影中だという市川は、「わたしは本当に映画の現場が好きだなと感じております。わたしを最初に映画の世界にひっぱってくださった方に感謝の気持ちを申し上げたいです」と付け加えた。

 同作で川崎といえばゴジラの移動ルートになったエリアということで、劇中では街が破壊されていたのも印象的だった。ある意味、今回はゴジラの“再上陸”となったが、福田紀彦川崎市長は「川崎は150以上の作品でロケ地となっていますが、2年前に『シン・ゴジラ』の話があって。『川崎の街を壊していいですか』と言われたんで、『ムチャクチャにやってください』とお願いしました」と明かした。

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 さらに川崎市民が投票する「2016年川崎市の10大ニュース」の第1位に「シン・ゴジラ、川崎に現る」が選ばれたことについて福田市長は、「新しい駅が作られたとか、78年間やってきた市役所が閉まるとかいろいろとニュースはあったのに……。しかし、『うちのマンションもやられた』等々、大いに盛り上がることができました」と笑った。メガホンを取った樋口監督も「川崎という街には大変お世話になりました。劇中では(破壊されるなど)いい扱いではなかったにもかかわらず受け入れてくれた。川崎には工業地帯という、われわれの大好物がありますから」と川崎市の協力体制に感謝していた。(取材・文:壬生智裕)

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