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スター誕生です!ディズニー新ヒロインの熱唱に夏木マリが涙!

『モアナ』主題歌を披露する屋比久知奈
『モアナ』主題歌を披露する屋比久知奈

 映画『モアナと伝説の海』来日記念イベントが9日、都内で行われ、ジョン・マスカー監督、ロン・クレメンツ監督、日本語吹き替え版でヒロイン・モアナ役に抜擢された屋比久知奈(やびくともな)、モアナを導くタラおばあちゃん役の夏木マリが出席した。屋比久は『リトル・マーメイド』『アラジン』などを世に送り出してきた名監督コンビの前で、本作主題歌「どこまでも ~How Far I’ll Go」を披露、その圧倒的な歌唱力と表現力に、夏木が涙を流すシーンも見られた。

【写真】新ヒロインが生歌唱!

 本作は『アナと雪の女王』『ズートピア』に続くディズニーアニメーション最新作。南の楽園・モトゥヌイに住む少女モアナが、大海原の先にある“何か”を探すための壮大な冒険に出る姿を美しい映像と音楽で描く。第89回アカデミー賞の長編アニメ映画賞と歌曲賞にもノミネートされた。

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ジョン・マスカー監督、ロン・クレメンツ監督、屋比久知奈、夏木マリ

 厳しいオーディションを勝ち抜きヒロインに抜擢された屋比久にとって、歌を披露するのはこの日が初めて。ディズニーを代表する名監督コンビの前という緊張状態だったが、伸びのある歌声にマスカー監督は「日本語はわかりませんが、感情が全て伝わってきました」と笑顔。クレメンツ監督も「美しくエモーショナルな歌声。この曲はオスカーにノミネートされましたが、それに値する歌声でした」と絶賛。夏木は感極まり涙を流しながら「おばあちゃんとしては完璧に歌ってくれてうれしい。新しいスターの誕生です」と屋比久の成功を確信していた。

 数々の名作を世に送り出してきた両監督。マスカー監督は「長い期間タヒチやフィジーなど南の島国をリサーチし、島々の色々な文化を学びました。海は生きておりそれぞれ性格がある。そういった海の素晴らしさを描くのはアニメーションという技法がいい」と語ると、クレメンツ監督も「島で魅力的な方々と出会いました。海は我々を分けるものではなくつなぐものなんです」と作品に込められた思いを述べる。

 以前から両監督は、宮崎駿監督の影響を受けていると語っていたが、マスカー監督は「自然との密接な関係や、美しい女性キャラクターなど、わたしたちの模範になる。『となりのトトロ』『天空の城ラピュタ』など影響を受けた作品はたくさんあります。色々な作品を作ってきましたが、この映画がもっとも(宮崎監督の)影響を受けている作品です」と語っていた。(磯部正和)

映画『モアナと伝説の海』は3月10日より全国公開

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