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え、もう動画配信…!?舞台「おそ松さん」に2.5次元ファン震撼の理由

2.5次元舞台が身近な時代になったものだなあ…… - 舞台「おそ松さん on STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME~」より
2.5次元舞台が身近な時代になったものだなあ…… - 舞台「おそ松さん on STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME~」より - (C)赤塚不二夫/「おそ松さん」on STAGE製作委員会2016

 人気テレビアニメを舞台化した「おそ松さん on STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME~」が、千秋楽公演から1週間後という驚きスピードで映像配信サービス「dTV」で独占配信を開始した。これは同業界を震撼させる可能性を秘めた異例の事態ともいえよう。

【写真】3次元で踊る6つ子 舞台版

 アニメや漫画のキャラクターや世界観を再現しつつ舞台化する“2.5次元舞台”の動画が配信されるということ自体は特別珍しいことではない。千秋楽公演が映画館でライブビューイング上映されることはもはや恒例行事と化しているし、公演終了後には視聴期限付きでダウンロード視聴やストリーミング視聴が「○日間~円」と販売されることもしばしばだ。

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 だが今回の「おそ松さん on STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME~」は、鑑賞チケットへの応募が殺到し即日プレミアチケット化した人気舞台にもかかわらず、月額定額サービスで配信を開始。その舞台の視聴権を個別に購入せずとも、月額サービスに加入しておけばそのまま動画を観ることができる。今まで2.5次元舞台の配信に慣れていれば慣れているほど、「視聴用チケットを別途購入せずに観られるってどういうこと……?」と困惑するのだ。

 しかも千秋楽の上演が終了してから1週間後の配信。上演から半年いや1年たった後に、シリーズの続編の上演時期と合わせて衛星放送などの契約チャンネルで放送されたり、月額動画配信サービスで配信(かつ1か月等の短期間配信)されたりしたことはあるが、千秋楽から1週間という早さ、かつ人気舞台の映像が月額サービスで配信という事態はまさに異例。なお担当者によれば2.5次元舞台をdTV内でこのような形式で配信することは初とのこと。千秋楽を迎えた2.5次元舞台をもう一度観るためにはDVDの発売を待つしかなかった時代と比べ、手軽にインターネットで上演映像を楽しめるようになったものだ。(編集部・井本早紀)

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