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杏、初主演映画の会見でベテラン俳優陣をビシっと仕切る!

意外にも映画初主演だった杏
意外にも映画初主演だった杏

 女優のが26日、都内で行われた映画『オケ老人!』プレミア試写会舞台あいさつに出席し、自由奔放な立ち振る舞いをするベテラン俳優陣を前に、写真撮影では「ほらあのカメラ見てください」と仕切るなど、指揮者を熱演した劇中さながらの引率力をみせていた。本舞台あいさつには、黒島結菜坂口健太郎笹野高史左とん平小松政夫石倉三郎藤田弓子茅島成美細川徹監督、そして原作者の荒木源も登壇した。

【写真】杏、実は双子の母!

 この日は司会者が出演者それぞれに質問を振って仕切ろうとするが、左や小松、石倉などベテラン俳優たちは自由奔放なトークを展開し、それぞれの話にツッコミを入れるなど壇上は野放し状態。パワフルなベテラン俳優たちに坂口は「吸い取られるじゃありませんが、時々押される瞬間がありました」と撮影時も同じテンションだったことを明かす。

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 そんな状況に、細川監督は「子供の頃からテレビで見ていたスターの皆さん。リハーサルで芝居を見るのが楽しみで、見ているとグッときました。昭和のアベンジャーズです」と賞賛すると、笹野は「撮影は昨年の9月でしたが、素敵な先輩方や杏ちゃんとご一緒するのがうれしい半面、完成披露まで全員そろっているのか心配でした。今日こうしてみんなで集まれてホッとしています」と発言して会場を盛り上げる。

 そんな笹野の発言に左や石倉がチャチャを入れるなど、終始にぎやかな共演者たちについて杏は「ご覧の通りのチームでした。オンとオフがそれほどないにぎやかな現場でした」と語り、「笑いあり、涙あり、親子3代で観られる作品です。こんな年のとり方をしたいなと思える映画になっています」と主演らしいしっかりとした口調で初主演を務めた作品をアピールしていた。

画像テキスト
杏と愉快な共演者たち

 本作は荒木の同名小説を、映画『ぱいかじ南海作戦』の細川監督が映画化。高校教師の千鶴(杏)が、間違えて入団してしまった老人ばかりのアマチュア・オーケストラ「梅が岡交響楽団」で、苦悩しつつも楽しみながら演奏している老人たちの姿に感化されていく様子を描いたエンターテインメント作品だ。(取材・文:磯部正和)

映画『オケ老人!』は11月11日より全国公開

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