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柳沢慎吾、映画初主演のあいさつで大暴走!スタッフが強制連行

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大暴走(!?)した柳沢慎吾
大暴走(!?)した柳沢慎吾

 27日、都内にて映画『ピン中!』の公開初日舞台あいさつが行われ、主演を務めた柳沢慎吾が登壇、柳沢の独壇場ともいえる段取り無用の進行で観衆を沸かせ、挙句の果てにはスタッフに引っ張られる形で退場した。この日は、共演の女優コトウロレナと、金沢勇大監督も出席した。

【そのほか写真】柳沢、満面の笑み!

 この日、会場を埋め尽くすたくさんの観客に大喜びした柳沢は、司会者があいさつ中の注意事項を促しているにもかかわらず、いきなり会場袖に登場。お礼を述べながらも、「じゃあまもなく本番行きますんで、出てきたときにワーとかキャーとか言ってくれます? 『慎吾ちゃん!』でもいいですよ! 割れんばかりの拍手で。マスコミの方すみません、ちょっと出てきたらズームインして寄ってくれます?」といきなりのハイテンションで会場を仕切り始め、会場を笑いに包む。

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 本作は、フィリピンパブを舞台に、そこに足しげく通う“ピン中”と呼ばれる疲れた中年男たちと、そこに勤めるフィリピーナたちの人間模様を描いたドラマ。芸能生活38年目にして、映画初主演を務めた柳沢は「(オファーを受けたときの)第一声は『え? 誰? 俺? 嘘でしょう』でした」と語り、大いに驚いていた様子を明かす。しかし反して、コトウが本番の柳沢の様子を「すごかったですね。ずっと本番じゃないときもお話をしゃべっていました」と語ると、金沢監督も「ずっとしゃべっていましたね。カメラ回っているときが、一番おとなしかった」と相槌を打ち、撮影中ずっと途切れなかった柳沢のハイテンション振りをうかがわせた。

 司会者がトークを終わらせようと誘導すると「えっ!? これが最後? あと一時間しゃべりましょうよ!」と突っ込みを入れていた柳沢。マイクを取り上げられ、フォトセッションを行っているときも「監督、俺かぶってないですかね?」としゃべり続ける柳沢。さらに舞台あいさつが終わって降壇しても「報道関係者、マスコミの方、本当にお元気で! ありがとうございました! あ、ちょっと待ってください!」と会場の袖に、スタッフに引っ張られて連れて行かれるまで名残惜しそうに居続けていた。(取材・文:桂伸也)

映画『ピン中!』はシネマート新宿ほかで全国公開中

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