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加瀬亮&戸田恵梨香『SPEC』以来3年ぶり共演!動物愛護センターの行政獣医に

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『SPEC』コンビが今度は行政獣医に
『SPEC』コンビが今度は行政獣医に - (C) WOWOW

 俳優の加瀬亮と女優の戸田恵梨香が、4月2日夜9時スタートの新ドラマ「ドラマW この街の命に」(WOWOW)で、大ヒットを記録した『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇』(2013)以来3年ぶりの共演を果たすことが明らかになった。

 動物愛護センターを舞台にした本作は、さまざまな理由で捨てられた罪のない動物たちの命を救おうとする行政獣医たちの葛藤と再生を描き出す。殺処分の現実に苦悩する行政獣医の牧田洋(加瀬)や、精神安定剤が手放せない同僚の行政獣医・幡枝亜紀(戸田)、「犬がしゃべる」と言いだし悪夢にうなされる作業班の志賀悟(渋川清彦)など、職員の誰もが心にふたをして処分を続けていた。そんな中、現状を改善しようとするセンターの新所長・高野綾子(田中裕子)の姿を見た牧田たちは動物たちの命を救おうと動き始める……。

 ドラマW初主演となる加瀬は、『SPEC』シリーズ以来となる戸田との共演を「SPECのときとは全く違う関係の役でしたが、自分自身は戸惑いは全くありませんでした。戸田さんは、とても信頼している役者さんで、いつでも刺激と安心を撮影に与えてくれる人だと思います」と振り返る。対する戸田は「殴り合いがないのが淋しかったです(笑)髪の毛も伸びていますし、スーツじゃないし、表情も柔らかですし、なんだか妙に恥ずかしかったのを覚えています」と照れくさそう。現場では二人のマネージャーが「敬語で戸田と加瀬が話してること自体もの凄い違和感だね」と『SPEC』との違いを談笑する一幕もあったという。

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 『独立少年合唱団』で第50回ベルリン国際映画祭アルフレード・バウアー賞に輝いた緒方明監督&脚本の青木研次が再びタッグを組み、殺処分という社会問題に向き合った同作だが、緒方監督は取材を進めるうちに「これはとんでもなく難しい問題だ」と感じたそう。複雑な感情を心に秘めて生活を送る人々の物語を描くにあたり「単純な喜怒哀楽を演技で表現することをさけ複雑な感情の機微をそれぞれの俳優に要求しました」と明かすと、「すばらしい俳優たちはこの難しい注文に見事に応えてくれました。監督冥利に尽きます」とその繊細な演技に太鼓判を押した。

 さらに、動物たちを演出するにあたって監督は「とにかく犬に振り回されてみよう」と決めたといい、スタッフ&キャストは辛抱強く動物たちを待ち続けた。そんな中、加瀬は「戸田さん一人がズバ抜けて犬との接し方に長けていることにびっくりしました」と驚きを告白。子供の頃から犬と生活してきたという戸田の動物との疎通ぶりにも注目だ。(編集部・吉田唯)

「ドラマW この街の命に」は4月2日夜9時よりWOWOWプライムで放送

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