テイラー・スウィフト、天敵カニエにグラミーで反撃！
人気歌手テイラー・スウィフトが現地時間15日に米ロサンゼルスで行われた第58回グラミー賞授賞式で年間最優秀アルバム賞を受賞し、自身を批判したラッパーのカニエ・ウェストに“反撃”した。
カニエは2009年のMTVビデオ・ミュージック・アワードでテイラーが最優秀女性ビデオ賞を受賞した際、ステージに乱入し、「ビヨンセがベストだ」と言いがかりをつけたことが大きな波紋を呼んだ。その後、和解したとみられていた二人だが、カニエは先日発表した新曲「Famous」の中で「あのビッチを有名にしてやったのは俺だ」などと再びテイラーをディスった。
自身2度目の年間最優秀アルバム賞に輝き、女性ソロアーティストとして史上初の快挙を成し遂げたテイラーは、壇上で「ここにいる全ての女性たちに伝えたいです」と切り出すと、「世の中にはあなたの成功を邪魔して、自分の手柄にしようとする人がいるかもしれません。でも、自分がやるべきことに集中すれば、彼らに道をそらされることはありません」とスピーチ。
「そして、いつか目指すべき場所にたどり着いたとき、周りを見渡せばそこに連れて来てくれたのは自分自身と、あなたを愛してくれる人たちだということに気が付くでしょう。それは最高の気分です。この瞬間をありがとう」と受賞の喜びを語った。カニエの名前は出していないが、自らの実力を音楽界最高の栄誉であるグラミーの場で証明し、大人げないカニエに一発食らわせてやったようだ。（編集部・中山雄一朗）
