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橋本愛が娘、宮崎あおいが母役で初共演!映画『バースデーカード』10月公開

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内気な少女を演じた橋本愛
内気な少女を演じた橋本愛 - (C) 2016「バースデーカード」製作委員会

 橋本愛が娘、宮崎あおいが母を演じ初共演する映画『バースデーカード』が10月に公開されることが明らかになった。父役でユースケ・サンタマリア、弟役で須賀健太も出演する。

 消極的で内気な少女・紀子(橋本)のもとには毎年亡き母(宮崎)からのバースデーカードが届く。紀子が10歳の時に亡くなった母は、明るく行動的で愛情にあふれ、いつも家族をあたたかく見守る太陽のような存在だった。生前の「20歳を迎えるまで毎年手紙を贈る」という約束通り届く母からのバースデーカードに秘められた人生のヒントやサプライズが、紀子の少女から女性へと成長していく心に影響していく。メガホンを取った吉田康弘監督がオリジナル脚本も手掛け、繊細な物語を紡ぎ出した。

記事全体
優しい母を演じた宮崎あおい

 紀子の17歳~25歳までを演じる橋本は本作を「止まったままの母と成長し続ける娘のとても前向きなバディムービー」と表現し、宮崎も「人の死を扱う作品というのはとても難しいものだと思います。それでも、この作品を見てくださった方が前向きな気持ちになってくれたら嬉しいです」と共に本作のポジティブな魅力を強調した。

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 また、橋本と宮崎の共演は実質1シーンのみだったというが、橋本はその時、宮崎の“手”が印象に残ったという。「この手で頭を撫でられたり、繋いだり、抱きしめられたりしてきたのだと、深い愛情を感じるすごく繊細な手でした。記憶の中の母と対面できた奇跡に心が震えたことを覚えています」と完全に役に同化していたよう。一方、宮崎は「私は出来上がった映画を通して娘の成長を知りましたが、悩みながらも素敵な女の子になってくれて安心しました」と“母”目線のコメントを寄せた。(編集部・小山美咲)

※宮崎あおいの「崎」は「たつさき」、吉田康弘監督の「吉」は土に口

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