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写真家・川島小鳥が絶賛する台湾美少女が来日!素朴で純粋な魅力が輝く!

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劇中では長かった髪もバッサリ! ヤオ・アイニン
劇中では長かった髪もバッサリ! ヤオ・アイニン

 第27回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門に出品された話題の台湾映画『共犯』の日本公開を記念して、23日に都内でトークイベントが行われ、緊急来日した女優のヤオ・アイニンと写真家の川島小鳥が出席。素人時代から台湾でヤオを撮り続けてきたという川島は、「久しぶりに再会したとき、『映画に出た』と聞いて観てみたら、いきなり死んでいる役だったので驚いた」と語り、会場の笑いを誘った。

【写真】これぞ美少女!台湾の女優ヤオ・アイニン

 本作は、初監督作品『光にふれる』が世界中の映画祭で絶賛された俊英チャン・ロンジー監督が描く青春ドラマ。通学途中、同じ高校に通う少女シャー(ヤオ)の死に遭遇した3人の男子生徒が、彼女の死の真相を探ろうと奔走する姿を描く。この日は、映画評論家の松崎健夫、映画解説者の中井圭も来場し、ヤオ、川島と共に作品の魅力について熱く語った。

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 3年間にわたり台湾を撮影した写真集「明星」で「写真界の芥川賞」と呼ばれる第40回木村伊兵衛写真賞を受賞した川島は、同作の中で素人時代のヤオとデビュー後のヤオを写真に収めている。当時を述懐した川島は、ヤオについて「3年前に会ったときは、かわいいのはもちろんですが、とても素朴で純粋なところに強く惹(ひ)かれカメラを向けた」と外見だけでなく内面も魅力的だと話す。ところが、「以前はガッツをあまり感じませんでしたが、映画を1本撮り終えて、心の中に火が灯ったようだ」と映画に出演したことによって大きな変化を感じたという。

 一方のヤオは、本作に出演することになった経緯について、「友人の推薦でオーディションを受けたのですが、台湾にはこういうタイプの映画があまりないので、役を手に入れることができてとても幸運だった」と振り返る。さらに、「暗くて残酷な部分もあるが、観終わって映画館を出るときは、温かい希望と人生の素晴らしさを感じていただければ。日本の皆さんにも何かを持ち帰ってほしい」と作品をアピールした。(取材:坂田正樹)

映画『共犯』は7月25日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開

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