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名作『幕末太陽傳』が舞台化!青木崇高が“居残り佐平次”に挑戦

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映画『幕末太陽傳』より
映画『幕末太陽傳』より

 時代を超えて愛される川島雄三監督、フランキー堺主演の名作『幕末太陽傳』(1957)が青木崇高主演で舞台化されることが決定した。

 映画『幕末太陽傳』は、「居残り佐平次」を軸に、「品川心中」「三枚起請」など古典落語のさまざまな噺(はなし)を一本の物語に紡ぎ上げた笑いあり涙ありのコメディー。幕末を舞台に、遊郭に居座る一文無しの男・左平次が、持ち前の機転で女郎や客たちのトラブルを次々と解決していくさまを軽妙なテンポ、セリフ回しで描いた物語。左平次を演じた喜劇俳優・フランキー堺のアタリ役となり、石原裕次郎左幸子南田洋子芦川いづみ小林旭、西村晃らそうそうたる顔ぶれが名を連ねた。

幕末太陽傳
映画版でフランキー堺が演じた名キャラ・左平次を演じる青木崇高

 このほど、その名作の舞台化が決定。「毛皮族」主宰する脚本家、演出家、女優の江本純子が上演台本、演出を手掛け、佐平次には映画『るろうに剣心』シリーズやNHKドラマ「平清盛」、テレビドラマ「BORDER」などの青木崇高がふんするほか、田畑智子MEGUMI小林且弥矢田悠祐高橋龍輝ら多彩なキャストが集結。大役に抜てきされた青木は、「『地獄も極楽もあるもんけぇ、おいらはまだまだ生きるんでぇ!』この言葉が全てです。この言葉が全てのモチベーションに繋がります」と映画史に残る名キャラの魅力を語っている。

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 また、映画『幕末太陽傳』のナレーションを務めた名優・加藤武は「映画『幕末太陽傳』は我ら青春の代表作品だ。川島雄三監督、助監督の今村昌平、主演のフランキー堺、共演の小沢昭一は仲間だった。暴れ回った挙句揃って逝っちまった」と名作の思い出を回想すると同時に、「今や一人取り残された私はあちらの映画創りに早く馳せ参じたいと願うばかりだった…それがだ! 江本純子なる妙齢の美女が数ある作品の中から『幕末太陽傳』を取り上げ舞台化すると耳にした。えらい人が現れたもんだ!」と舞台化決定を歓喜するコメントを寄せている。(編集部・石井百合子)

「幕末太陽傳」は9月4~13日まで、本多劇場にて上演

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