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原恵一監督『百日紅』、アヌシー映画祭で審査員賞を受賞!

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映画『百日紅~Miss HOKUSAI~』より
映画『百日紅~Miss HOKUSAI~』より - (C) 2014-2015 杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会

 フランスで開催された世界最大のアニメーション映画祭の一つ、アヌシー国際アニメーション映画祭の受賞結果が現地時間20日に発表され、『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』などの原恵一監督の新作映画『百日紅~Miss HOKUSAI~』が長編部門の審査員賞を受賞した。

映画『百日紅~Miss HOKUSAI~』フォトギャラリー

 アヌシー国際アニメーション映画祭は、1960年にカンヌ国際映画祭からアニメーション部門を独立させる形で誕生。第39回を迎えた今年の長編部門のコンペティションには、日本以外にもフランス、デンマークなど世界各国から計8本が出品されていた。今回『百日紅~Miss HOKUSAI~』は、審査員満場一致で同賞を受賞。受賞理由については、「強い意志をもった女性と、芸術と創造の力を描いた素晴らしい作品」だったためと説明されている。

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原恵一監督
アヌシー国際アニメーション映画祭授賞式に出席した原恵一監督ら - (C) 2014-2015 杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会

 原監督としては、『カラフル』(2011年出品・長編部門審査員特別賞&観客賞受賞)以来4年ぶりの受賞となる。受賞に際し、原監督は「全てのスタッフ、キャストに感謝します。この会場のどこかで(原作者で2005年に亡くなった)杉浦日向子さんも見てくださっていたと思います。僕たちはやりました! 本当にありがとうございました」と感謝を語った。

 映画『百日紅~Miss HOKUSAI~』は、杉浦さんの代表作の一つ「百日紅」をアニメ映画化した作品。大胆な作風で一世を風靡(ふうび)した江戸の浮世絵師・葛飾北斎と、その制作をサポートし続けた娘・お栄(後の葛飾応為)を取り巻く人間模様を描く。現在、フランス、イギリス、ドイツ、スペイン、香港をはじめとした世界12か国での公開が決定。また7月14日からカナダ・モントリオールで開催される、第19回ファンタジア国際映画祭にオープニング作品として正式招待されている。(編集部・井本早紀)

映画『百日紅~Miss HOKUSAI~』は全国公開中

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