北欧版『リトル・ダンサー』8月公開！バレエに青春をささげる3人の少年のドキュメンタリー
一流のバレエダンサーを目指す3人の少年たちの4年間を追った北欧発のドキュメンタリー『バレエボーイズ』が8月末に公開される。
少年のバレエダンサーを主人公にした作品に2001年のイギリスのヒット作『リトル・ダンサー』があるが、この『バレエボーイズ』はドキュメンタリーで、ノルウェーが舞台。予告編では、プロのバレエダンサーを目指す3人の少年、ルーカス、トルゲール、シーヴェルトが厳しい練習に追われながらも「バレエを踊るのは最高に気持ちがいい」「仲間といるときは本当の自分でいられる」とバレエを踊る喜びを語り、固い絆で結ばれた青春模様が映し出される。
優雅なターンを見せる練習中の風景や、舞台での輝かしい彼らの姿に目を奪われるが、学業とバレエを両立する難しさに苦しみ、周囲の大人からは「もしバレエで目が出なかったら？ 夢も追うべきだが別の道も考えなさい」と現実を突き付けられ、人生の分かれ道に立たされるさまは切ない。そして、3人の中で1人だけ名門ロンドン・ロイヤル・バレエスクールから招待を受けたルーカスの決意は……？
12歳から16歳という人生で最も多感な4年間をバレエにささげる少年たちの友情、挑戦、葛藤、挫折。そんな彼らのかけがえのない青春が刻み込まれた75分となっている。（編集部・石井百合子）
映画『バレエボーイズ』は8月29日よりヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷アップリンクほかで順次公開
