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『アベンジャーズ』はよりドラマチックに!チームの絆もアクションも全てがパワーアップ!

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本作でも、とにかく大活躍するトニー・スターク、相変わらずの社長ぶりに加え、人間的な変化にも注目!
本作でも、とにかく大活躍するトニー・スターク、相変わらずの社長ぶりに加え、人間的な変化にも注目! - (C) Marvel 2015

 アイアンマンにキャプテン・アメリカ、ソーなどマーベルコミックスを代表するヒーローが一堂に会するアクション巨編『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』が現地時間5月1日に全米公開を迎えた。

 『アベンジャーズ』(2012)から3年を経て、大ヒット映画の主人公たちが再集結した本作。まず特徴的なのは、お互いを信用しきれず危うい関係だったアベンジャーズが、前作や単独作品で描かれた戦いを経て、家族のような関係を築いていること。全員でビールを飲みながらふざけ合う、前作の“シュワルマ”シーンの発展系のような場面も用意されるだけでなく、普通の家庭を持つことへの葛藤も描かれるなど、より彼らの絆にフォーカスした、エモーショナルな作品になっている。

 それだけに、ウルトロンがもたらす世界規模の危機や新キャラクターとなるスカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)とクイック・シルバー(アーロン・テイラー=ジョンソン)姉弟の暗い過去など、前作以上にダークな雰囲気が際立つことも確か。しかし、前作でもさえわたったユーモアあふれる掛け合いは健在で、アベンジャーズが人命救助をする場面もしっかりと描かれるなど、明るいヒーローらしい一面はしっかりと抑えた、幅広い層に訴えかける作品になっている。

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 さらに、アクション面も格段にパワーアップ。前作ではクライマックスで描かれた、アベンジャーズの協力プレイが炸裂するバトルがのっけから展開。その後もテンションは下がらず、中でも予告編にも登場するハルクVS.ハルクバスターのシーンはかなりの長尺がとられており、その迫力には息をのむばかり。正確にはアーマーなわけだが、ロボット好きにはたまらない描写とユーモアがバランスよくミックスされた世紀の名勝負と言っていい出来映えだ。

 そんな本作の中心となるのはやはり、戦う実業家・アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)。施設や資金面から「アベンジャーズ」を支え、ハルクことブルース・バナーマーク・ラファロ)を自宅に住まわせて面倒を見るなど、すっかりチームの大黒柱となっている。その一方、手にした大切なものを守るために、人類滅亡を企てる人工知能ウルトロンを開発してしまうのも彼。『アイアンマン』シリーズで描いてきたスタークの人間性にさらに迫る内容になっており、『アイアンマン』そしてロバートファンにとっても必見の一本になっている。(編集部・入倉功一)

映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は7月4日より全国公開

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