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日本の閉塞感から生まれた『水の声を聞く』がベルリンで上映!玄里、村上淳ら登壇

第65回ベルリン国際映画祭

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ベルリン映画祭であいさつをした村上淳、玄里、山本政志監督
ベルリン映画祭であいさつをした村上淳、玄里、山本政志監督 - Photo:Yukari Yamaguchi

 現地時間10日、第65回ベルリン国際映画祭で映画『水の声を聞く』のインターナショナルプレミアが開催され、山本政志監督、出演の玄里村上淳小田敬齋藤隆文小松茂孝が登壇した。本作はフォーラム部門に出品されている。

映画『水の声を聞く』予告編

 上映前、山本監督は「ベルリンは4回目で帰ってきたような感じがあります。すてきな映画祭だし、すてきな街だと思っています。上映できて幸せです」とあいさつ。続いて、キャストが勢ぞろいして喜びを表した。

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 本作は、友人の誘いでみこを始めた在日韓国人のミンジョン(玄里)が、教団を運営する赤尾(村上)のもくろみや父親の事情なども絡み、抜き差しならない状況になっていくさまを描いた作品。

 上映後には、山本監督と玄里、村上がQ&Aに再登場。山本監督は「地震以降、日本では閉塞感が強いのも、撮った要因の一つです」と本作の製作動機を語った。街の中のシーンなど、許可を得ないまま勝手に撮影するゲリラ撮影を行ったというインディペンデント映画らしいエピソードも明かした。ミンジョンはじめ教団の女性に手をつけていく、野望と欲望がないまぜになったような赤尾を村上は「最終的には女が好きなんですね」と説明し、笑いを誘った。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

第65回ベルリン国際映画祭は現地時間15日まで開催

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