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クリスチャン・ベイル、ナタリー・ポートマンの足の指の味を語る

第65回ベルリン国際映画祭

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会見に出席したクリスチャン・ベイルとナタリー・ポートマン
会見に出席したクリスチャン・ベイルとナタリー・ポートマン - Photo:Yukari Yamaguchi

 現地時間8日、第65回ベルリン国際映画祭で『ナイト・オブ・カップス(原題) / Knight of Cups』のワールドプレミアが開催され、主演のクリスチャン・ベイル、相手役の1人を務めたナタリー・ポートマン、プロデューサーのケン・カオ、ニコラス・ゴンダ、サラ・グリーンが会見を行った。コンペティション部門で金熊賞を狙う本作だが、テレンス・マリック監督は欠席だった。

クリスチャン・ベイル写真ギャラリー

 本作は、リック(ベイル)の精神的な旅路を、圧倒的な映像美で見せるもの。「月」「吊された男」「審判」などタロットカードのモチーフがタイトルの章立てになっている。それぞれの章で、女性と戯れ、ハリウッドを思わせる豪華なパーティーに出席するリックの生活は華やかだが、虚しさを抱えている。ハリウッドスターであるベイル自身を重ねずにはいられないが、ベイルは「キャラクターと比べることはしない」とそれには迷惑気味。

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 過去と現在を交錯させながら、リックは何かを探し、前に進んでいく。ベイルは「(本作で描かれるのは)ユニバーサルなことだと思う。誰にでもある。この映画ではロサンゼルスが舞台だけれど、ユニバーサルな話だよ」と語った。

 セクシーなシーンも多い中、ポートマンの足の指をベイルが口に含むシーンにはドキリとさせられる。その味についてベイルは「とても良い指だった」とコメント。笑顔で応えたポートマンは、本映画祭に『ザ・セブンス・ファイアー(原題) / The Seventh Fire』のエグゼクティブ・プロデューサーとしても参加している。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi) 

第65回ベルリン国際映画祭は現地時間15日まで開催

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