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元TBSアナウンサー&アメフト選手の有馬隼人、字幕監修を務めたケヴィン・コスナー主演作を解説!

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アメフトのドラフト会議を解説した有馬隼人
アメフトのドラフト会議を解説した有馬隼人

 元TBSアナウンサーという経歴を持つ元アメフト選手の有馬隼人が23日、都内で行われた映画『ドラフト・デイ』のトークイベントに出席。本作を楽しむために知っておきたい、アメフトのドラフト会議について解説した。

映画『ドラフト・デイ』フォトギャラリー

 本作は、世界で最も成功したスポーツリーグといわれるアメリカンフットボールのプロリーグ、NFLのドラフト会議を舞台に、大物ルーキーを獲得して弱小チームの再生を狙うアメフトチームのGM(ケヴィン・コスナー)が、ドラフト会議で一世一代の大勝負を仕掛けるさまを描いている。本作の字幕監修を務めたのは、現在、アサヒビールシルバースターのコーチを務める有馬。「専門用語などもできる限りかみ砕いた表現にしたので、アメフトにそんなに詳しくない人でもきっと映画を理解しやすくなったのではないかと思います」とあいさつ。

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 「ドラフト会議こそがNFLシーズンの開幕である、といわれるくらいに盛り上がるんです」と有馬が語る通り、ドラフト会議は有能な新人選手を獲得するための重要なイベント。その模様は全米に生中継されるなど、一大エンターテインメントショーと化している。

 本作を楽しむために押さえておきたいポイントとして、「NFLの32チームの力が均衡に保たれるように計算されていること」を挙げた有馬。「ウェーバー制といって、前シーズンの成績が悪かったところから順番にドラフトで選手を指名できるんです。指名された選手は、そのチームに入らなければいけないし、逆指名もできない」。だが、そこにどうしてもスター選手が欲しいチームが下位チームに指名権を譲ってもらえるよう交渉する「指名権トレード」なども存在し、そこにスリリングな人間ドラマが浮かび上がるのだという。

 また指名をするために各チームに与えられた持ち時間が「10分間」であることもドラフト会議をショーたらしめている理由だという。「その10分の間に指名する選手を決められなかったら、指名権が剥奪されるため、ものすごい緊張感がある。狙っている選手が取られてしまうこともあるし、思いがけないいい選手が残っているのに自分のチームの戦力状況と照らし合わせながら悩むこともある。刻一刻と状況が変わるところが面白いんです」と付け加えた。(取材・文:壬生智裕)

映画『ドラフト・デイ』は1月30日よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国公開

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