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人気ゲーム「絶体絶命都市」販売再開へ パート4の情報も来年発表

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「絶体絶命都市」より
「絶体絶命都市」より

 家庭用ゲームの企画・制作を行う株式会社グランゼーラは24日、販売中止となっていた人気ゲーム「絶体絶命都市」の新作を含むシリーズタイトルの全世界における販売権と知的財産権を取得したと発表した。

 「絶体絶命都市」は、アイレムソフトウェアエンジニアリング株式会社(以下、アイレム)が2002年に発売した、災害がテーマのアクションアドベンチャーゲーム。一般人の主人公を操作して、崩壊する都市からの脱出を目指す。身近な道具を利用したサバイバル要素や選択肢によって分岐するストーリー、独特のユーモア要素によって高い評価を受けた。

 2011年には、シリーズ4作目「絶体絶命都市4 -Summer Memories-」の販売を予定していたが、同年3月11日に東日本大震災が発生。その後アイレムでは、震災との関連には言及しなかったものの、同作の発売中止、並びにシリーズ全作の生産中止を発表していた。

 グランゼーラがオフィシャルサイトを通じて発表したところでは、同社は現在、シリーズの販売再開を準備中で、旧作タイトルのダウンロード配信について検証を進めているとのこと。また2015年の秋ごろには、「絶体絶命都市4」に関する情報の発表を予定しているといい、「絶体絶命都市シリーズを継続的に皆様にお届けできるよう、そしてシリーズをより発展させ存在価値のあるコンテンツとしてご提供できるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします」としている。(編集部・入倉功一)

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