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オスカー女優、なぜ仕事と家庭の両立を望む?表現から逃れられないことを告白

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ジュリエット・ビノシュ - 隣にいるのは『おやすみなさいを言いたくて』の次女役の子役
ジュリエット・ビノシュ - 隣にいるのは『おやすみなさいを言いたくて』の次女役の子役 - (C) paradox / newgrange pictures / zentropa international sweden 2013 PHOTO (C) Paradox / Terje Bringedal

 オスカー女優としてスクリーンで活躍し、平和活動への支援も行う一方で、2児の母親として家庭も大切にしているジュリエット・ビノシュが、仕事と家庭の両立についてコメント。ジレンマを抱えていることを告白する一方で、「わたし自身にある何かを表現する必要がある」と演じることこそがライフワークであると語った。

 ジュリエットは、映画『おやすみなさいを言いたくて』で報道写真家として世界各地を飛び回りつつ、母として妻としてひたむきに生きてきた主人公レベッカを演じている。レベッカは、家族の支えもあり全てうまくいっていると思っていたが、家族の本当の気持ちを知ったことをきっかけに、人生をささげてきた仕事をやめるべきか悩み始める。

 レベッカの状況についてジュリエットは「情熱を持って仕事に打ち込むと同時に家庭を求める人は、必ず板挟みにあい、両立の問題に直面する。わたしには、仕事も家庭も大事だった。それでも後ろめたさを感じたことがあったわ」と自身の体験から分析。しかし「社会に参加するためには、家にとどまることはできないから。わたし自身にある何かを表現する必要があるの。そうしないとまるで自分が人として変化していないように感じる」と表現することから逃れられないことも明かしている。

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 家族への愛も強く、「母親としての自分は好きよ。家族と一緒の時間を共有したり、子供と共に成長したり、料理だって好き」と母親の顔を見せたジュリエット。「でもわたしは人として自分の感受性と欲求に従い、社会に出て限界に挑戦する必要がある」とも断言していた。(編集部・井本早紀)

映画『おやすみなさいを言いたくて』は12月より角川シネマ有楽町にて公開

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