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松坂桃李、セクシーな生徒役でフランス語に挑戦!

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フランス語でのセリフに悪戦苦闘の松坂桃李
フランス語でのセリフに悪戦苦闘の松坂桃李

 俳優の松坂桃李が28日、世田谷パブリックシアターで行われた舞台「ヒストリーボーイズ」の公開リハーサルでフランス語のセリフに苦戦したことを明かした。この日は、ほかに主演の中村倫也、共演の浅野和之鷲尾真知子らが登壇した。

松坂桃李がセクシーな生徒役で魅了!舞台「ヒストリーボーイズ」フォトギャラリー

 本作は戯曲家アラン・ベネットが自身の大学受験体験をもとに描いた青春群像劇。1980年代のイギリスを舞台に一流大学を目指す6人の受験生が、へクターとアーウィンという対照的な二人の教師の狭間で葛藤、成長していくさまを描く。松坂は容姿端麗なクラスのリーダー格の生徒デイキン役を、中村は主人公の新任若手教師アーウィンを演じる。

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 フランス語でのセリフが登場するのは、浅野演じる教師へクターのフランス語の授業のシーン。松坂は「(フランス語指導の担当者から)いっぱい注意をもらった」と苦笑い。中村も「僕はひと言だけだったんで、気は楽だったんですけど、いざ稽古に入ったら、そのひと言を散々ダメ出しされて、何が違うのか未だにわからない」と松坂同様苦労を吐露。

 松坂は「フランス語は難しい印象ですが、そのシーンはいわゆるへクター先生とのじゃれ合いというかすごく楽しい時間。生徒も先生も全員、楽しみながら本番に臨みたい」とコメント。中村も「何とか(先生からの)お墨付きはもらえたので、気楽にやればいいかなと」と苦労も前向きにとらえている様子だった。

 また、松坂は本作で、優等生でありながらませた生徒を好演。下ネタすれすれのきわどいセリフもさらりとこなすが、中村から「この舞台が終わったら、彼のあだ名が『セクシー』と呼ばれるような作品になっているんじゃないですか」と冷やかされると照れ笑い。舞台については「ただただ楽しみたい」と意気込みを述べ、主演の中村についても「兄貴的存在。頼れるし、話しやすい。助けられています」と絶賛した。(取材・文:名鹿祥史)

舞台「ヒストリーボーイズ」は8月29日より東京・世田谷パブリックシアターにて、9月18日より大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演

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