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舞台版『雨に唄えば』アダム・クーパーが来日!雨の中歌い踊るシーンの裏話を披露

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来日した世界的ダンサーのアダム・クーパー
来日した世界的ダンサーのアダム・クーパー

 世界的ダンサー、アダム・クーパーが23日、TOKYO FM HALLで行われたミュージカル「SINGIN' IN THE RAIN -雨に唄えば-」製作発表会見に出席し、その意気込みを語った。

世界的ダンサー、アダム・クーパーが来日!フォトギャラリー

 サイレントからトーキーへ移り変わる時代を背景に、ハリウッドの舞台裏を描いたジーン・ケリー主演のミュージカル映画『雨に唄えば』(1952)。これまで何度か舞台化されてきた同作だが、アダムが主人公ドン・ロックウッドにふんした本舞台はその中でも「決定版」として高い評価を受け、ロンドンの名門パレスシアターでも連日満員の大盛況となった。

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 そんな名舞台の日本公演決定を受け来日を果たしたアダムは「日本に来られて興奮しています。UKの後に、世界中でまず日本の皆さまにこの舞台を観てもらえることになり、とてもうれしく思っています」と晴れ晴れとした顔を見せる。

 今回の舞台は基本的に映画版がベースになっている。主人公のドンが雨の中で「雨に唄えば」を歌い踊るシーンは映画史に残る名シーンとして語り継がれているが、本舞台では、舞台に約10トンの雨を降らせることでそれを再現するという。アダムは「あのシーンはとにかく濡れて寒いんだ。前の方に座っている人は、濡れてしまうかもしれないので気をつけてくださいね」と笑ってみせた。

 今回、ドン役に挑むにあたり、映画版の主人公を演じたジーン・ケリーのことは意識しないようにしたというアダム。「もちろんジーン・ケリーは子どものころからの憧れの人だが、今回はあえて映画版は観ないようにした。できることならアダム・クーパーのドン・ロングウッドを観てもらいたいから、影響されないようにと思ってね」とその理由を説明した。

 なお、前日7月22日はアダムの誕生日。この日はタレントのおのののかも出席し、会場全体でバースデーソングを合唱。アダムの43歳の誕生日を会場全員でお祝いした。(取材・文:壬生智裕)

ミュージカル「SINGIN' IN THE RAIN -雨に唄えば-」は11月1日から24日まで東急シアターオーブで上演予定

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