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榮倉奈々、モヤッとしたときの対処法は「腹をくくる!」

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等身大のアラサー女子を好演した榮倉奈々&高梨臨
等身大のアラサー女子を好演した榮倉奈々&高梨臨 - (c)シネマトゥデイ/高野広美

 ハワイを舞台にしたラブコメ映画『わたしのハワイの歩きかた』で主人公を演じた榮倉奈々と、その友人を演じた高梨臨の二人が、ハワイロケのエピソードや仕事に対する思いなどを語った。

榮倉奈々&高梨臨共演作『わたしのハワイの歩きかた』場面写真

 仕事も恋愛もどん詰まりな出版社勤めのアラサー女性編集者みのりが、取材にかこつけて訪れたハワイで遊びまくり、さらに個性的な人々との出会いを通じて自分らしさを取り戻していく姿を描いた『わたしのハワイの歩きかた』。そんなはっちゃけた主人公を好演した榮倉は「演じていて気持ちよかった」と語る。

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 普段は自分でキャラクターの人生背景などを考えて役づくりするという榮倉。しかし本作では、前田弘二監督から役柄の設定を詳細に記した文書を、出演者全員が渡されたという。「生い立ちであったりとか、そのシーンの心境の流れであったりとか、わざわざ文字に書き起こしてもらうというのは初めてでした」。

 一方、みのりと意気投合するハワイ在住の個性的な女性・茜を演じている高梨は、本番中に思いがけないアクシデントに見舞われてしまった。ごく簡単なはずのアクションシーンで、思いっきり足をぶつけてしまったのだ。しかも、周りの共演者やスタッフは誰も気付いてくれなかったそうで「その後、3日間くらいずっと足が痛かったんです」という高梨の初告白に、隣で聞いていた榮倉は「えーっ!? 全く気付かなかった!」と驚いた様子だ。

 みのりが抱える不満や不安は理解できるという二人。実は榮倉は、撮影に入る前は毎回逃げ出したくなるくらい緊張するそうだ。そんなときの対処法は「やるしかないと考えて腹をくくる」とのこと。片や、高梨は「迷いながらも一歩ずつ前進することによって壁を乗り越える」と語る。一見対照的だが、仕事に向き合う姿勢はどちらも真剣勝負。だからこそ、絶妙に息の合った演技を見せてくれるのだろう。(取材・文:なかざわひでゆき)

映画『わたしのハワイの歩きかた』は6月14日より全国公開

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