『パシリム』デル・トロ製作！全米No.1ホラー『MAMA』が緊急公開決定！
映画『パシフィック・リム』などで知られるギレルモ・デル・トロ監督が製作総指揮を務めたホラー映画『MAMA』が5月17日より期間限定で緊急公開されることが決定した。
同作は、アルゼンチン出身のアンディ・ムスキエティ監督が過去に発表した短編作品を、劇場長編にリメイクした新感覚ホラー。かつて父親に殺されかけた兄の娘たちと暮らすことになった弟とその恋人が、やがて不可解な事態に巻き込まれていくさまを描く。出演は『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェシカ・チャステイン、そしてテレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のニコライ・コスター=ワルドーなど。
無名監督の長編デビュー作にもかかわらず、同作は全米の週末興行ランキングで初登場1位に輝き、さらには興行収入7,000万ドル（約70億円）を突破するというサプライズヒットを記録した。さまよう母性本能霊の闇と狂気を題材にしており、その突き抜けっぷりは一見の価値あり。ムスキエティ監督は本作の大ヒットを受けて、リブートする『ハムナプトラ』シリーズの監督に抜てきされた。（1ドル100円計算）
製作総指揮を務めたデル・トロ監督といえば、日本ではどうしても『パシフィック・リム』のイメージが強いが、キャリア初期には『クロノス』『ミミック』といったホラーの佳作を手掛けている。本作は彼が2006年に手掛けた『パンズ・ラビリンス』同様、一癖も二癖もある作品。待望の劇場公開に映画ファンの期待は高まるばかりだ。（編集部・福田麗）
映画『MAMA』は5月17日～23日にユナイテッド・シネマ豊洲ほかにて期間限定公開
