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三池崇史、カンヌ映画祭を自虐的に振り返る

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映画『藁の楯』特別試写会に来場した永山絢斗と三池崇史
映画『藁の楯』特別試写会に来場した永山絢斗と三池崇史

 三池崇史監督と俳優の永山絢斗が19日、スペースFS汐留で行われた映画『藁の楯 わらのたて』のブルーレイ&DVDリリース記念特別試写会に来場し、カンヌ国際映画祭でのレッドカーペットイベントを振り返った。

永山絢斗にっこり!『藁の楯』試写会フォトギャラリー

 『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズで知られる木内一裕の小説家デビュー作を原作に、10億円の懸賞金がかかった凶悪殺人犯を移送することになった刑事たちの緊迫した道程を描き出した本作。大沢たかお松嶋菜々子藤原竜也といった実力派キャストが集結し、第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されたことでも話題を集めた。

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 この日のイベントでは、カンヌでのレッドカーペット映像がスクリーンに映し出される一幕もあり、三池監督は「二人(大沢、松嶋)ともスタイルもいいし、背も高い。僕なんて捕獲された宇宙人みたいでしたよ。松嶋さんのドレスが長くて引きずっていたんで、僕は裾のさばき担当でした」と自虐的に振り返った。

 アート系の映画が数多く上映されるカンヌ国際映画祭においては異色の娯楽作となった本作だが、「(賛否両論)真っ二つでした。でもこちらは勝手にカンヌに行ったんじゃなくて、選ばれて来たんだから胸を張っていこうと思いました」と述懐する三池監督。そんなカンヌの映像を観た永山は「(スクリーンの映像を)観ているだけで緊張しました。行きたかった……」とポツリ、うらやましそうにつぶやいた。

 1年前の撮影を振り返った永山は「毎日、いい緊張感の中で芝居ができた。ぜいたくな時間を過ごせました」とにっこり。一方の三池監督は、永山について「彼は銃が似合うんですよ。彼が構えると、本物の銃に、人を殺す道具に見えてくるんです。何本か銃が登場する映画を撮ってきましたが、持つ人によってここまで違うのかと。生きている銃に見えてきたのは初めてですね」と永山の独特の存在感を絶賛していた。(取材・文:壬生智裕)

映画『藁の楯 わらのたて』ブルーレイ&DVDセット プレミアム・エディション(3枚組)は発売中 価格:6,980円(税込み) 発売元・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ

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